2006年11月20～12月10日にかけて、汐留メディアタワーで写真展「女達の詩（うた)」が行われました。共同通信社の支援のもと、HFW会員の小林博子さんが主催したこの写真展。ホテルへの通路での展示だったため、幅広い層の人たちに写真を見てもらうことができました。期間中、在日バングラデシュ大使や前バングラデシュ大使の姿も見られました。
展示された写真はすべて、厳しい現実の中でたくましく生きているバングラデシュの女性たちの姿を、イスラム教といったバングラデシュ特有の背景とともに捉えたもの。これらを通して、多くの人にバングラデシュに対する理解を深めてもらうことができました。
チラシ配付部数はなんと総計100部以上にもなりました。HFWの認知度も向上したようです。また、写真展開催後に10万円もの寄付金をいただきました。こちらはバングラデシュに植林をするための支援に使われます。
参加者の声
レンズを通して見ることができる世界の１コマが、豊かな社会で生きる我々に何かを訴えます。貴女の心の叫びが、問いかけが、私の心に届きました。解決されない問題が、突きつけられてきます。目に触れる、知ることこそが真実に近づけると感じました。（山口県）
バングラデシュの女性たちの、苦しいながらもいきいきと輝く姿を改めて感じることができました。今、就職活動をしていて、これからの自分がどう生きていくかを考えるに当たって、たくさんのヒントを与えてもらったような気がします。(大学４年）
