■第2弾 エンディング・ハンガー・ゲーム~大きな地図の上で世界の食料事情を体感しよう~ : 飢餓のない世界を創る国際協力NGO ハンガー・フリー・ワールド HUNGER FREE WORLD     

活動レポート 日本

2007.11.18 日本

■第2弾 エンディング・ハンガー・ゲーム~大きな地図の上で世界の食料事情を体感しよう~

ゲームを通して、楽しく世界を考えます

10月16日は世界食料デー。国連の食料農業機関(FAO)が定めた、世界の食料事情を考える日です。HFWでは、この日をきっかけに飢餓の問題について考えてもらいたいとの思いから、エンディング・ハンガー・ゲームを東京・渋谷区にある夢の実験室"wa!"で行いました。

このゲームは、大きな地図の上に乗って世界の現状を体感できるワークショップ。参加者は、12の国や地域の住人にわかれ、世界の現状を元に配られた、食べ物、お金、軍事力、子どもの死亡率などのカードを、その国・地域の住人として売買・支援することで、飢餓のない世界の実現を目指します。

当日は、約5分間のセッションを2回実施。最後は、参加者全員で感想を共有しました。「ゲームの中では、お金や食べ物をあげる以外にもできることがあった。これは、現実でも同じだと思う」という声が聞かれるなど、一人ひとりが行動することの大切さを理解していただけたようです。

軍事資金を、貧しい地域の支援に回す参加者

参加者の声

現実の世界では、国や地域がそれぞれの思惑で行動しています。でも、目的を1つにすれば飢餓をなくすことはできるのではないでしょうか。 (東京都在住)

北アメリカの立場でゲームに参加しました。有り余るほどの食料や物資を持っていても、つい自国の利益を守ろうとしてしまう自分の感覚に気づきました。平等な世界を実現させるためには、意識して世界を見渡す必要があることを実感。日本に暮らす者として、今回の気づきを忘れずにいようと思います。(福岡県在住)

日本の最新レポート