活動レポート バングラデシュ

2008.09.01 バングラデシュ

お母さんと赤ちゃんのための保健センターを建設しています

     

出張診療で検査を受ける妊娠中の女性

母子保健センター

HFWが活動するボダ郡の10ヵ村(人口約11000名)では、2005年の調査で、各村毎年1~3名、多い時には15名以上の乳児が死亡していたことが判明しました。栄養不足のまま若年出産する母親が多く、出産中の事故や、産後に病気にかかるリスクが高いこと、きちんと教育を受けた助産士の介助なしでの出産の割合が高いことなどが原因です。

そこでHFWは、2006年5月から、HFWが運営する有機農業センター内で月1回の出張診療を提供してきました。地域の保健ワーカーの協力を得て、毎月100名前後のお母さんと赤ちゃんに健康診断を実施。新生児向け各種ワクチンの予防接種も行っています。

一方、出産の設備が整った医療センターは村から20kmほど離れているため、自宅のゴザの上など不衛生な環境で出産するお母さんも多く、住民は医療施設を熱望していました。そこでHFWは、医師による医療サービスを衛生的な施設で提供しようと、2007年12月25日に母子保健センターの建設に着工しました。

このセンターが対象とするのは、のべ人口1万1000人の10ヵ村に暮らすお母さんと赤ちゃん。2008年12月に予定されているセンター完成後は、地域の助産士に研修を提供して能力強化を図るなど、センターを拠点として、女性が安全に出産できる環境を整えていく計画です。

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