活動レポート バングラデシュ

2017.12.14 バングラデシュ

「食料への権利」の実現をめざす法案への提言をすべく、第6回模擬国会を開催。10万人の署名活動も

   

今回初めて参加する362名を含む535名が参加

青少年対象の啓発活動

バングラデシュでは12月現在、全国民に食料を保障する法案(Right to food Law)の内容が固まりつつあります。この法案をより地域の実情に応じたものにしてもらおうと、YEHが10月17日に2014年以来6回目となる模擬国会を開催しました。ゲストには食料省大臣、法務・司法省大臣、国土省担当官、野党党首などが出席。新聞、テレビ、ラジオ、WEBメディアなど9つのメディアが取材に訪れました。
各地域を代表して議員に扮した若者たち24名は、事前にHFWと打ち合わせを重ね、「食料への権利」に対する理解を深めるとともに、それぞれの地域の食を取り巻く状況を調べ、問題解決のために何をすべきか模擬国会の場で発表。農家への低金利の融資や、食料貯蔵センターの設置、乳幼児と妊婦への栄養補助食品の提供などが提案されました。与党、野党、議長に扮した若者たちと、本当の国会さながらに議論を戦わせ内容を深めていきました。
この議論の成果は文書にして、後日ゲストの議員たちはもちろん、その他の関係議員に新しい法案に向けた提言として提出します。さらに、今回参加した50の協力団体とともに、2018年の世界食料デーまでの1年間に10万人の署名を集める活動を開始しました。模擬国会開催前後には各メディアで模擬国会の様子やHFWのインタビューが報道され、国民の認知度は高まっていると考えられます。集めた署名は、この法律に関係する議員や省庁に提出します。多くの国民の声が、「食料への権利」を実現する法律の制定を後押しすることが期待できます。

 

>>過去の模擬国会のレポートはこちらから

若者たちが、議長、与野党の議員に扮して、事前に調査した内容をもとに主張を展開した

バングラデシュ全国から若者が集まり、模擬議員はそれぞれの出身地区を代表して発表

模擬議員の主張

・健康組合を通じて、栄養不良の妊産婦と5歳未満児に、栄養を補助する食事を与えるべき。

・農家が食料を生産できるよう、適切な補助金を与え、低金利もしくは無利子で融資すべき。

・農家が科学的な方法で作物を保存できるように、適切な場所に食料貯蔵センターを設置すべき。

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