「食料への権利」実現をめざす10万人署名キャンペーンを若者たちが開始。提言とともに届ける声を集めています : 飢餓のない世界を創る国際協力NGO ハンガー・フリー・ワールド HUNGER FREE WORLD     

活動レポート バングラデシュ

2018.03.01 バングラデシュ

「食料への権利」実現をめざす10万人署名キャンペーンを若者たちが開始。提言とともに届ける声を集めています

 

大学で活動説明のあと、署名を集める

青少年のアドボカシー活動

バングラデシュでは、全国民に食料を保障する法案(Right to food law)の草案が作成されており、2019年ごろ成立の見込みです。この法案が全国民の「食料への権利」実現のための具体的な施策が盛り込まれたものになるよう、10万人署名キャンペーンをスタートさせました。この署名は国民の声として農業大臣に提出し、法の整備を後押しします。活動の中心となるのは、HFWの青少年組織ユース・エンディング・ハンガー(YEH)メンバーの大学生です。2017年10月16日の世界食料デーに開始し、2018年の世界食料デーまでの1年間に、10万人の署名を集めることを目標にしています。

バングラデシュは人口が多いとはいえ、10万人はとても野心的な数です。HFWやYEH以外にも協力者を増やすため、2017年に開催した法案の提言につながる模擬国会の参加者や、共催した50の団体にも声をかけました。インターネットで署名を募るほか、大学など、対面での署名活動も実施しました。フォリドプール技術大学では「食料への権利」の説明会を実施。100人以上が参加し、そのうちの20人がボランティアとして署名を400人から集めました。ほかの技術大学で続けて署名を集めていきたいと言っています。ボダ女子大学では、ボランティア10人が参加して200近い署名が集まりました。また、著名人の社会的影響力も得ようとしています。「自由の戦士」と呼ばれる女性のリーダー的存在で、社会奉仕家のファルク・ロッタナさんに署名を依頼。彼女は女性のために尽くした功績により2017年に政府から「Rokeya Padak」賞を贈られています。彼女が署名したことをアピールすることで署名をしようとする人が増えることが期待できます。

2月27日現在1万3000人の署名数です。まだまだ数は少ないですが、若者たちが工夫しながら活動していることで、確実に賛同者は増えています。国民の声が、法律制定の追い風になることが期待できます。

 

※お知り合いにバングラデシュ人の方がいらっしゃれば、広めてください。在日の方も含め、バングラデシュ国外に在住の方も署名できます。

署名は下記サイトへ
https://www.change.org/p/right-to-food-law

ボダ女子大学で署名をしてくれた学生たち

「自由の戦士」と呼ばれる活動家ファルク・ロッタナさんも署名

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