活動レポート バングラデシュ

2004.07.01 バングラデシュ

ハンガー・フリー・ヒロ・スカラーシップ(奨学金)

   

奨学生に囲まれた小林さん

女性対象の奨学金(ハンガー・フリー・ウィメン・スカラシップ)

バングラデシュでは、女性は男性よりも教育を受ける機会が限られています。例えばバングラデシュの成人の識字率(2000年)、男性49%に対し、女性は30%とさらに下回っています(『世界子供白書2004』ユニセフ)。

HFWの奨学金制度は、女性が社会や家庭において幅広い役割を果たし、収入が得られ、尊厳を持って生きられるようになることをめざし、2003年10月に始まりました。この制度は、現地の定期預金利息で運営されており、HFW会員で100万円の元本を寄付した小林博子さんの名前をとって「ハンガー・フリー・ヒロ・スカラシップ」と名づけられています。貧しい家庭、片親や孤児など、特に通学が困難な環境であり、勉強を続けることを希望している5歳以上の女子が対象です。

奨学生には、年齢や条件別に、月50タカ~100タカ(約110円~220円)が、返済義務なしで給付されています。学費、教科書や文房具の購入、入学試験費用、昼食代、交通費などから必要なものに充てられます。
現在、第1期生の41名が勉強に励み、自信を得ています。

奨学金授与記念式典で小林さんが講演

Message from Bangladesh

生まれる前に父を、5歳の時に母を亡くしました。孤児になった私にとって、勉強をすることはとても困難でした。でも、今は奨学金のおかげで勉強を続けることが保障されています。勉強を続けたければ、継続して支援してもらえると聞きました(※条件に適合すれば1年以上受給が可能)。私は奨学金を個人教師のもとに通うために使っています。もっと良い成績になるようにがんばります。将来は先生になりたいです。ほかの子どもが勉強を続けるお手伝いをすることを約束します。

ラジャラニ 14歳

私には、5人の兄弟がいます。父は私たちの学費を工面できませんでした。私は、学校に行けなくなるかもしれないと恐れていました。でも今は安心しています。希望を与えてくれてありがとう。将来、他の人を助ける仕事がしたいです。

シャムスナル 14歳

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