活動レポート バングラデシュ

2016.04.27 バングラデシュ

母子保健センターの運営を管理委員会に委譲。住民による事業実施への第一歩に

母子保健センターの運営委員長が、センターの利用者や、政府役人、NGO、その他医療従事者たちにこれまでの成果や課題を伝え、さらなる協力を呼びかけた

母子保健センター

2008年にボダ郡で開業した母子保健センターは、地域の妊産婦と赤ちゃんの命を守るとともに、男性や年配者も診察の対象にして、地域の保健医療の改善に大きな役割を果たしてきました。
HFWは、将来住民自身がこのセンターを運営するための第一歩として、2015年4月から、これまでHFWが行ってきた予算の割り振りや事業の実施を同センターの管理委員会に任せました。管理委員会は、元情報省の主任担当官や医科大学の元副学長など地元名士、医師や栄養士などにHFWの職員2名を加えた9名で構成されています。委員会にいるHFW職員は、資金調達以外の面で自主運営ができるようになるまで2~3年間は顧問的な立場で運営委員会にアドバイスしたり、相談を受けたりします。

運営の委譲にあたり、HFWから管理委員会の口座に運営資金を移し、HFWは運営の体制作りなどについての研修をセンターのスタッフに実施。管理委員会は、資金調達のために企業を訪問したり、保健関連のイベントの際に、地域の住民たちに母子保健センターを自分たちの地域の施設として運営できるよう協力を呼びかけたりしています。
管理委員会では、自分たちで新しい検査技師の採用を行うなどしており、住民による事業運営の大きな足がかりとなるノウハウを蓄積しています。

Message from Bangladesh

母子保健センターは村の中心に設立され、地域住民のことをよく把握し、必要な医療サービスを低コストで提供しています。私がその一部を担っていることはとてもうれしい気持ちになります。住民から医師が不在の日や夜間の受診に困るという声が出ることがありますが、もっと多くの医師が関ってくれるようになれば、この問題は克服できると思います。

アベダ・カトゥンさん (管理委員会メンバー)

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