活動レポート バングラデシュ

2009.12.01 バングラデシュ

自分たちで有機農業を広めようと、住民が農産物フェアを開催しました

     

視察先のスパイス研究所で作物を見学

持続可能な農業普及のための農業訓練センター

2005年から農業訓練センターでの研修などはじめてからの数年間で、有機農家が着実に増え、最近では自分たちで有機農業を広めようとする農家も現れています。

2009年3月には、ボダ郡で結成された有機農家協同組合が「農産物フェア」を開催。会場には組合員自慢の有機野菜やたい肥が持ち寄られ、のべ200名の地域住民が見学に集まりました。見学者から「農薬や化学肥料を使わなくても、こんなに品質のいい作物をつくれるとわかり驚きました」との感想も。地域に有機農業のよさが知れ渡る機会になりました。

農家の意欲をさらに引き出そうと、HFWは2009年3月と4月にバングラデシュ各地の有機農場を訪問するツアーを実施。両郡から計24名の有機農家が参加しました。このツアーは「種の品質を保つためのよりよい保管方法など、新しい知識を得られました。地元の農家にも伝えて一緒に実践したいです」と好評。このような農家が中心となって、有機農業がさらに推進されていくことが期待されます。

事業概要:持続可能な農業普及のための農業訓練センター

期間:2005年8月~ 対象地域:カリガンジ郡 , ボダ郡

農薬、化学肥料や、2年目3年目と持続的に育てられない一代交配種(F1)の種子を使用する近代農法では、その経費が貧しい農家にとっては大きな負担となっているほか、農薬による健康被害、環境破壊も深刻な問題です。そこで、ハンガー・フリー・ワールド(HFW)は2005年からボダ郡で農業訓練センター事業を行い、家計と環境に優しい有機農業を普及しています。


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