活動レポート バングラデシュ

2006.02.01 バングラデシュ

環境に配慮した農業を学ぶ農業訓練センター

     

堆肥をつくる研修

持続可能な農業普及のための農業訓練センター

ボダ郡で、農業訓練センター建設を進めています。また、トレーニング自体は、2005年7月から開始しています。
このセンターでは、貧しい人々が長期的に自立した生活を送れるよう、環境に配慮した農業を教えています。農薬や化学肥料に頼りきったり、無秩序な焼き畑のような自然する農業では、短期的に収穫が増えても、長期的に見ると生産量が減るからです。

2005年度は60名の農家を対象に、1回1~2週間のトレーニングを実施。2006年度から年200名の農家に対し、トレーニングを提供する予定です。日本人の専門家・技術者も講師として、ケナフ(※1)栽培とバイオガス(※2)活用のトレーニングを行う予定です。

農業トレーニングセンターの主なトレーニング内容

有機農業(伝統的に栽培されてきた米、豆、芋、野菜などの栽培)/果樹・薬用樹の植林/養蜂/ケナフの栽培/魚、アヒル、牛などの飼育/堆肥作り/バイオガスの製造と使用
※それぞれのプログラムが相互に作用して、効果を高めます。

※1ケナフ:大量の二酸化炭素を吸収するため、空気が浄化され地球温暖化にストップをかけると注目されている一年草。土壌の再活性化や水の浄化作用にも効果があるといわれている。また、良質な紙が作れ、木材に代わる資源(非木材原料)としても期待されている。
※2バイオガス:家畜の糞尿等の有機性廃棄物を発酵させて作る燃性ガス。

事業概要:持続可能な農業普及のための農業訓練センター

期間:2005年8月~ 対象地域:カリガンジ郡 , ボダ郡

農薬、化学肥料や、2年目3年目と持続的に育てられない一代交配種(F1)の種子を使用する近代農法では、その経費が貧しい農家にとっては大きな負担となっているほか、農薬による健康被害、環境破壊も深刻な問題です。そこで、ハンガー・フリー・ワールド(HFW)は2005年からボダ郡で農業訓練センター事業を行い、家計と環境に優しい有機農業を普及しています。


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