活動レポート べナン

2008.10.01 べナン

幼稚園に井戸が完成。子どもたちが安全な水を利用できるようになりました

   

井戸の水で手洗い指導を受ける園児たち

幼稚園運営

HFWは、2006年10月に子どもたちへの教育機会の提供、生活習慣指導による健康・栄養状態改善を目的に、ベナン南部ベト村で幼稚園を建設し、運営しています。2008年1月、この幼稚園に通う3学年約90名の子どもたちと地域住民が衛生的で安全な水を利用できるよう、幼稚園の敷地内に深井戸*を建設しました。

この井戸が建設される前は、幼稚園から2km以上離れた場所まで、保護者たちが持ちまわりで水汲みに出かけていました。しかし、雨の日など水汲みが困難な日もあり、子どもたちの就学時間中に必要な水を確保し、衛生的な環境を保つことは容易ではありませんでした。

井戸建設後は、手洗いなどの衛生指導に使う井戸水を簡単に手に入れられるようになっただけではなく、トイレや園の清掃を十分に行えるだけの水を得られるようになりました。さらに、地域に暮らす約50世帯もこの井戸を利用しており、朝から夕方まで水汲みに来る人が絶えないほど活用されています。地域の住民が近隣の井戸を使えるようになったことで、子どもたちが幼稚園で教わった衛生管理を、自宅で実践しやすくなりました。

現在、この井戸は幼稚園の保護者会メンバーと地域住民から選出された井戸管理委員会によって管理・運営されています。井戸を末永く利用するためには、住民自身が簡単な修繕や整備を行えるようになること、壊れた場合の修理費用などの資金確保が不可欠です。HFWは、管理委員会のメンバーに対し、基本的なメンテナンス技術や会計管理の知識を身につけるための研修を提供しました。

その後は、管理委員会が50リットルほどの大きなたらい1杯に対して10CFA(約2.5円)の使用料を徴収し、故障の際の修理費用として積み立てているほか、日常的なメンテナンスにあてています。※この事業は平成19年度国際ボランティア貯金の助成を受け実施しました。

建設中の井戸

足踏み式の井戸で水を汲む地域住民

Message from Benin

ベト村幼稚園に通う息子や地域の子どもたちのために、開園当初から保護者会の一員として活動しています。特に、子どもたちが幼稚園で安全に過ごせるよう、壊れた園のドアの修繕などを手伝ってきました。私は機械工として働いていたこともあるので、その経験を井戸管理にも生かしたいと思い、井戸管理委員会に立候補しました。HFWが提供してくれた研修のおかげで、井戸のメンテナンスに必要な技術を身につけられました。井戸を末永く使い続けられるよう、習った技術を、他の人たちにも伝えていきたいと思います。

マティアス・ペマバさん
井戸管理委員会 技術係

事業概要:幼稚園運営

期間: 対象地域:


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