活動レポート ブルキナファソ

2014.04.28 ブルキナファソ

ブルキナファソ職員がベナン支部を視察。 事業の推進役の育成を学び、住民の自立に向け課題を共有しました

 

両支部職員が活発に意見交換。成功した方法は取り入れ、失敗は学び合う

能力強化

2014年1月25日~2月1日まで、ブルキナファソ支部の事務局長、事業担当、会計担当の3名がベナンを訪問しました。主な目的は、推進役の育成にいち早く取り組んでいるベナンの事例を学ぶことと、地域の自立に向けてどう体制を作っていくか意見交換を行うことでした。

ブルキナファソ支部職員は、ベナン支部の事業を視察する中で、事業の推進役たちが、他の村の住民たちから「一人ひとりに行動力があってチームワークもいい!」と賞賛されたり、年配の村長から相談を持ちかけられるなど、地域で厚く信頼されている様子を見聞きしました。
このような事業の推進役の活躍の陰には、ベナン支部が事業の立案・実施・評価までのプロセスに推進役に関わってもらい、積極的に提案を取り入れたり、能力強化のための研修を行ってきたことがあります。その結果、事業の推進役たちに自信とやる気、「地域の発展のために活動を続けたい」という強い意志が生まれています。ブルキナファソ支部職員たちは、この手法を熱心に吸収しました。

一方、2015年までにHFWが撤退して住民が自立する、という目標に向けては、住民自身の寄付や積立などを進めているものの、このままでは達成が困難という認識で両国とも一致。本来HFWが果たしている役割を担うはずである地方行政と連携するように住民の提言能力を育てること、協同組合の結成を進めて住民の資金力などを強化することなど、自立に向けた取り組みを優先しなければならないと、確認し合いました。

HFWが活動を始める時から、惜しみなく協力をしてくれた長老(左端)に会う。住民のHFWの事業に対する評価と信頼は高い

推進役が制作したDVD教材を使っているところを見学。参加者の反応の大きさに大いに刺激を受けた

ベナン支部が企業からの資金調達に成功して開始した収益事業が、事業の推進役や住民にとって大きなモチベーションにつながっていることがわかったのは収穫でした。権利啓発事業で地元のラジオ局で放送してもらって波及効果をねらったことや、他団体と積極的に連携していることが素晴らしい。

事務局長クレマン・イラ

推進役自身が出演して、地元の言葉で語る啓発用DVD教材がすごい! ブルキナファソでは紙芝居を使っているが、このようなDVD教材をぜひ制作したい。

事業担当ジョエル・ウエドラオゴ

4年前の視察と比べて、事業が大きく発展していて驚きました。しかし、ベナンに比べてブルキナファソでは物価が高く(ガソリンは1.75倍)、同じような事業でもコストが余計にかかる難しさも感じました。

会計担当ジョエル・ヤメオゴ

事業概要:能力強化

期間:2010年1月~ 対象地域:

HFWは、海外の活動国では住民自身が主体となって飢餓のない地域づくりを行えるように、現地住民とともにさまざまな開発事業などに取り組んでいます。将来的にHFWの支援がなくても住民自身が自分たちの住む地域の課題を解決し、飢餓のない地域を作り、維持し、他地域にも成果を波及していけるようになることが、HFWの目標です。


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