活動レポート ブルキナファソ

2009.03.01 ブルキナファソ

住民が建てた売店が、にぎやかな村の中心地になっています

   

品揃えが豊富になってきた陳列棚

協同組合支援

2006年8月に、HFWの支援でワムテンガ村に脱穀製粉機が設置されました。以来、脱穀製粉機は村の協同組合によって運用され、使用料から順調に収益を上げてきました。この収益を元金に、2007年12月には売店を開店。事業の収益から、新たな事業を生み出すという、今までのHFWの活動にはない試みでした。  開店当初は建物の耐久性を重視し、ブルキナファソの町中でもよく見かける鉄板づくりでした。しかし、屋内に熱がこもりやすく商品の保管が難しいことが判明。住民と話し合った結果、土塀づくりの売店に変えることを決定しました。協同組合のメンバーが使っていない建物を提供、2008年4月に場所を移して再スタートしました。

最初は5品目ほどだった商品も、お客さんの要望に応えて増やし、今では、米、スパゲッティーなどの主食から、乾電池、マッチなどの生活必需品まで幅広く取り扱っています。また、一杯25CFA(約6円)のインスタント・コーヒー販売が人気を呼び、村の多くの若者が仕事に行く途中に売店で足を止めるようになりました。売店に人が集まるようになると、その近くに、軽食を売る人やバイクの修理工が店を開いたり、発電機を使って小さなテレビ画面で映画を上映するミニ・シアターが登場したりと、お店が集まるように。それまでは娯楽施設がなかった村に、夜まで人の絶えない中心地が生まれました。農村から都市へと若者が流出していくのは、収入を得る手段が乏しいことにくわえ、娯楽がないことも理由の一つ。そのため、このような娯楽の場所ができることも、若者が農村に定住するためにとても大切なことです。

HFWでは今後、協同組合が売店から継続的に収益を確保できるよう指導を続けると同時に、売店にHIV/エイズ啓発のポスターを貼るなど、啓発活動の拠点にすることを検討しています。実際に、HFWの提案で販売を始めたコンドームが予想以上に売れています。今後は、人の集まる場所という特性を生かし、さまざまな情報を発信する場所としても活用されることが期待されます。

売店の近くで、バイクの修理工が店開き

Message from Burkina Faso

売店で売る商品は、来店する人たちの希望を聞きながら、協同組合の女性と一緒に話し合って決めています。仕入れは、僕が買い出しにいくこともあれば、女性たちが自らマーケットに出向くこともあります。1日の終わりには、その日の売り上げを組合の代表に報告します。毎日忙しいですが、自分の村が活気づくお手伝いをすることができ、とても充実しています。

ナナ・マーセルさん(売店スタッフ)

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