活動レポート ブルキナファソ

2015.01.29 ブルキナファソ

活動地、最後の1ヵ村でもマイクロクレジットを開始。先行する村では、住民による自主運営も

   

貸付金を確認するウェドビラ村のタマネギのグループ

協同組合支援

女性協同組合支援の一環として、2008年にウェドビラ村で始めた女性対象のマイクロクレジット。そこでの成功を受け、2012年にゴムトアガ村、2013年にワムテンガ村、そして2014年11月に最後に残っていたピシ村でも開始しました。ピシ村では、5グループ42人に元手となる125万セファ(約27万6000円)を貸し付けました。女性たちは、野菜、落花生、赤ソルガム(雑穀の1種)などのグループに分かれ、貸し付けられた資金を元手に生産と販売を行います。

HFWが実施するマイクロクレジットでは、女性たちは年利10%が加算された額を半年ごとに返済しなければなりませんが、次には利子分も含んだ新たな貸付を受けることができます。すでに先行している3つの村では、いずれのグループも順調に利益を上げ、返済も滞ったことがありません。 特に最初に始めたウェドビラ村では7年目に入り、女性たちはHFW支部職員以上に経験と知識を蓄えるようになりました。そこで、これまでは返済や新たな貸付の際には、HFWの経理担当職員が各組合の組合長と会計役とともに銀行口座の資金管理などをしていましたが、村の事業の推進役に委ねることに。事業の推進役はすでにお金の管理やビジネスの展開の仕方、グループ運営の仕方などの研修を受けています。2015年3月に引き継がれると、いよいよ村の住民だけで自主運営されるようになります。

さらに、同じ3月には、4ヵ村すべての担当者が集まって、これまで得た知識や情報を共有し学び合う場を設けることにしました。マイクロクレジットを始めたばかりのピシ村の女性たちは、先行する村の女性たちから、貴重な体験談を聞くことができます。意欲が高く、行動力もある女性たちが、お互いに切磋琢磨し、事業を拡大、充実させていく環境が整いつつあります。

落花生を市場で販売するゴムトアガ村のグループ

銀行の窓口で。ゴムアトガ村組合代表とHFWの経理職員が、住民から回収した返済金を預け入れる

Message from Burkina Faso

私はピシ村に住んでいますがウェドビラ村の出身です。実家に帰ったときに、マイクロクレジットの話を聞いて、これはすばらしいと思いました。それで、ピシ村の女性たちに話して広めました。ここで始まって、とてもうれしいです。私はほかの女性たちと一緒に、地酒の材料となる赤ソルガムを発芽させたものを売ります。まだ資金が少ないので、限られた量の赤ソルガムしか仕入れることができず、販売も業者への掛け売りになるので、実際に収入が得られるのもずっと先になります。でも、医療費や、食事の質をもっとよくするため食費に使いたいと思っています。そして少しずつ貯蓄して、いつかは牛を飼いたいです。

ピシ村/コンパオレ・マリーさん

精米の製造販売をしています。得た利益で、子どもの学費を支払ったり、移動手段となる自転車を買うことができました。さらにメス豚を1頭購入、すでに7頭の子豚が生まれています。これからもっと増やしていきたいです。マイクロクレジットを成功させるには、自分とは異なる他人の意見を受け入れることが大切です。議論が白熱することはしょっちゅうですが、お互いに理解しあい協調すること、そして問題が起こった時にはグループ全体で取り組むという連帯感がなんといっても重要です。

ウェドビラ村/テンドロビョゴ・マリーさん

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