活動レポート 日本

2015.12.22 日本

アフリカ開発会議に向けたセミナーで、アフリカの魅力を伝えました

タンザニア大使の挨拶では、国民の食を賄う農業への支援の重要性も強調された

12月5日、HFWが参加する市民ネットワークforTICAD(Afri-Can)が、「アフリカの魅力を知る」4回連続セミナーの第2回を東京農業大学で実施しました。このイベントは第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)の2016年開催にあたって、日本の人々にアフリカを身近に感じてもらい、TICADへの関心を高めようと企画されたものです。今回は「食と音楽の出会い」と題して、タンザニアを中心に、アフリカの農業・食料事情についての話や、音楽とダンスなど盛りだくさんな内容で、約100名が参加しました。

冒頭にはタンザニア連合共和国大使のバチルダ・サルハ・ブリアン氏から「TICADを通じた日本の支援に感謝している。市民組織が最前線に立ち、日本とアフリカで草の根のパートナーシップが築かれていることは大変重要なことである」と挨拶がありました。ついでタンザニア公使のベナデタ・マリマ氏から、タンザニアが植民地支配から独立して国家となった歴史や風土について紹介。東京農業大学の志和地弘信教授からは、「数多くの作物の栽培が、干ばつの被害を抑えることにつながっている」とアフリカの農業と食について解説がありました。その後、西アフリカのダンスを紹介するグループMAMADO(ママドゥ)が登壇。マリの太鼓ジャンボを使い収穫を願う音楽とダンスを披露。途中、観客も加わる楽しいステージとなりました。後半は、タンザニアの留学生3名を迎えパネルディスカッション。日本の印象や日本人が抱きがちなアフリカへの誤解、農大での研究についてや将来の夢などが語られました。

終了後は、TICADに関心のある学生たちが集合し、今後の活動につなげるための話し合いも持たれました。イベントも今後、「青少年、雇用」「ジェンダー」というテーマで企画されており、いっそう大勢の人々の理解を深めていく予定です。

MAMADOからは収穫を願う躍動感のあるダンスなどが披露され、軽快な太鼓の音が会場に響いた

パネルディスカッションでは、留学生たちの農業への情熱が語られた

会場後ろではタンザニアの布「カンガ」が飾られ、来場者の目を楽しませた

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