活動レポート 日本

2015.09.12 日本

活動説明会スペシャル版で、バングラデシュ支部事務局長と模擬国会を体験

与党議員役が提案書を読み上げる。自分の考えも添え、積極的に関わった

8月7日に、来日中のバングラデシュ支部事務局長ミトンをゲストに活動説明会スペシャル版を開催しました。この日は会員や学生、社会人など11名が参加。飢餓とHFWの活動について職員が説明したあと、ミトンのリードでミニ模擬国会を開催しました。

今回のミニ模擬国会は、2014年12月にバングラデシュで青少年を対象に開催し、「食料への権利」の法制化について議論した模擬国会(詳しくは>>)の簡易版です。現地同様に参加者が首相、食料大臣、与野党議員の役になって法律作成のプロセスをたどるなかで、現地の「食料への権利」をめぐる現状と問題点を学び、解決に向けてどんなことが必要なのか、考えてもらいました。

議長はミトンで、参加者はそれぞれの役になり審議開始。与党議員は次のような現地の問題点を指摘しました。「食べ物が十分に得られないとき、最も影響を受けるのは家庭内で立場の弱い女性と子どもである」「電気が届かず、冷蔵庫がない家では、暑い季節に食べ物がすぐに腐ってしまう」「農村でも、土地を持たない農民は農閑期で仕事がないと、食べ物を買うことができない」。これを受けて首相は「食料への権利」の法案の審議を承認。そして今度は、食料大臣を筆頭に参加者全員が食料省の役員になって法案を作りました。参加者のみなさんは次々に案を出し、「給食をすべての学校で実施する」「地域共通の食べ物の冷蔵保管庫を設置する」などの法案がまとまりました。そして再び国会を開催。与野党議員に分かれ、野党議員からの修正提案などを経て審議し、法案は通過しました。

参加した方からは、「アドボカシーの活動イメージが持ちづらかったのが、この体験でとてもよくわかった」「声を上げてアクションすることの必要性を強く感じた」など感想が寄せられ、積極的に議論に参加してもらった充実した会になりました。

実際の法案作成は1ヵ月以上かけるところをこの日は15分。ふせんに自分の考えた案を次々書き出す

食料大臣役が参加者の法案をとりまとめる。たくさんのアイデアが出た

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