企業との協力イベント 18組の親子がエンディング・ハンガー・ゲームに挑戦! : 飢餓のない世界を創る国際協力NGO ハンガー・フリー・ワールド HUNGER FREE WORLD     

活動レポート 日本

2010.11.16 日本

企業との協力イベント 18組の親子がエンディング・ハンガー・ゲームに挑戦!

地図の上で12の国や地域の住人になりきり、世界の現状を体感する子どもたち

9月12日、東京・港区のキッコーマン株式会社本社にて、親子で体験できる「食&国際貢献ボランティア」が行われました。同社が、ハンガー・フリー・ワールド(HFW)と協力し、「食」を通じて世界への興味・関心を深めていくことを目的として主催したイベントで、18組の親子が参加しました。

まずエンディング・ハンガー・ゲームを実施。大きな地図の上で12の国や地域に分かれ現実の世界と同じように不平等な比率に配分されたおもちゃの食べ物やお金、軍事力などのカードを他の国と交換しあい、飢餓のない平等な世界を目指しました。支援を頼まれても自国を守るために依頼を拒否する子どもがいて、他国の大人が説得したり、一方で人員不足の国を手伝う子どもがいたりと、大盛り上がり。ゲームでもなかなか進まない支援に、世界の現状を体感できたようです。

ゲームのあとには、お腹を空かせた参加者一同は食体験として、バングラデシュ、ベナン、ウガンダの料理を試食。ヤムイモをゆでてついたベナンの主食フトゥ、調理用バナナをむしてつぶした、ウガンダの主食マトケには「不思議な味」との反応。また、バングラデシュと日本の米の違いを観察するなど、国によって食べられている主食が違うことを体験しました。最後の修了式では、「国際社会で活躍していく人材になっていくことを期待しています」との主催スタッフからのメッセージもあり、子どもたちにとって、世界がぐっと身近に感じられたイベントとなったようです。

なお、この日の参加費合計3万6000円はすべてHFWに寄付され、活動国での自立支援に役立てられます。

ゲームの後はバングラデシュカレーをいただきまーす! おいしい!! 日本のお米との違いを体感してびっくり

参加者の声

とっても楽しかったし、参加して良かったです。今まで目を向けてこなかった社会貢献についてもっと考えようと思いました。(30代・女性)

日本の最新レポート