アフリカを肌で感じよう! アフリカン・フェスタ2010に出展 : 飢餓のない世界を創る国際協力NGO ハンガー・フリー・ワールド HUNGER FREE WORLD     

活動レポート 日本

2010.07.05 日本

アフリカを肌で感じよう! アフリカン・フェスタ2010に出展

ブースでは活動地域の食品の見本も展示

6月12~13日、横浜の赤レンガ倉庫にて、外務省主催のアフリカン・フェスタ2010が開催されました。今年のテーマは「とびだせ、アフリカ!」。ちょうど前日にはサッカーW杯が史上初めてアフリカ大陸で開幕されたということもあり、12年目を迎える今年は例年以上の盛り上がりを見せました。

会場では各国料理を楽しめるフードコーナーや音楽ワークショップなど、アフリカを肌で感じる合計12のプログラムが実施されました。ハンガー・フリー・ワールド(HFW)もNGOコーナーにブースを出展。ベナン、ブルキナファソ、ウガンダでの活動を紹介しつつ、アクセサリーやカラフルな布製エコバッグなどの手工芸品を販売しました。

また13日には、NGO活動報告コーナーでHFWウガンダ担当職員吉田が講演。1日1ドル以下の収入で暮らすウガンダの人々の自立のために、ワキソ県5区27ヵ村の住民にオレンジやマンゴーなどの果樹や薬効のある樹などの苗46万本以上を提供した植林事業について詳しく説明しました。講演後は、「どういう基準で村を選んだのか?」「現地のスタッフは何語で対応したのか?」といった質問に対し、紛争がなく、その国の中でも貧しい地域などの基準で選んでいること、スタッフは現地語のガンダ語で対応していることを説明。さまざまな質疑応答が飛び交い、理解がより深まったようです。

2日間の手工芸品の売り上げは、9万5950円。純益はベナン、ブルキナファソ、ウガンダの自立支援事業のために使われます。

活動報告コーナーではウガンダでの植林事業について講演

大学でボランティアサークルに入っているのですが、開発途上国への支援活動に興味があって参加しました。支援を受ける側のウガンダの女性たちが、忙しい合間を縫いながら情熱を持って苗木を育てたというエピソードに感動しました。(東京都・大学生)

このままでは40年後、ウガンダが砂漠になってしまうと聞いて驚きました。植林事業もただ苗を提供するだけではだめで、小学生への環境教育なども行わなければ成果につながらない、ということが理解できて勉強になりました。(東京都・会社員)

日本の最新レポート