企業との協力イベント「ワールド・カルチャー・フェスティバル」に出展 : 飢餓のない世界を創る国際協力NGO ハンガー・フリー・ワールド HUNGER FREE WORLD     

活動レポート 日本

2009.12.17 日本

企業との協力イベント「ワールド・カルチャー・フェスティバル」に出展

世界の食料援助量より日本の食料廃棄量が多いと説明するHFW事務局長の渡邉

11月13日、東京都港区のキッコーマン株式会社本社で「ワールド・カルチャー・フェスティバル」が開催されました。国際協力や支援国についての理解を深めることを目的に、キッコーマン株式会社、アサヒビール株式会社、花王株式会社の共催で毎年行われています。今年は「世界のみんなに食べる幸せを」をテーマに、HFWを含め2つのNGOが出展し、社員とその家族63名が参加しました。

まずは、民族衣装体験と各国料理の試食。初めて着る衣装に大興奮した後は、ウガンダなどの家庭料理を堪能しました。続いて、食事をしながらNGOの活動やミレニアム開発目標(MDGs)についての講演を聞きました。MDGsとは、飢餓人口の半減など、世界のリーダーたちが2015年までに達成すると約束した8つの目標です。「MDGsって何だろう?」コーナーでは、HFWの渡邉清孝事務局長から「世界で飢餓に苦しむ人々に支援している食料を1とすると、日本はその3倍を捨てている」という話も。参加者は驚くとともに身近な問題と感じた様子。まずは今日の食事をしっかり食べようと、提供された料理を完食していました。楽しみながら「自分にできる国際協力」を感じ取ったようです。

なお、参加費はすべてNGOへの寄付に。HFWへの寄付金に、手工芸品の売上と募金を加えた5万2600円は、活動国の自立支援、国内での啓発活動に活用されます。

各国料理を食べながら、講演に聞き入るみなさん

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