グローバルフェスタJAPAN2009に出展 : 飢餓のない世界を創る国際協力NGO ハンガー・フリー・ワールド HUNGER FREE WORLD     

活動レポート 日本

2009.10.26 日本

グローバルフェスタJAPAN2009に出展

HFWのブースで、活動パネルに見入る来場者

10月3・4日の2日間、東京・日比谷公園で日本最大の国際協力イベント「グローバルフェスタJAPAN2009」が開催されました。NGOや国際機関、大使館など200団体以上が出展し、大勢の来場者でにぎわいました。HFWは活動紹介と飲食の2つのブースに出展。その他に会場内のサブステージでは、HFWの青年組織ユース・エンディング・ハンガー(YEH)が、各国で行われたYEH全国会議の報告を行いました。

今年のテーマは「環境・気候変動問題」。2日目には、会場内のメインステージで (特活)国際協力NGOセンター(JANIC)主催のトークショー「気候変動と貧困問題のつながりを知ろう」が行われ、200名を超える来場者が集まりました。HFWからはベナン・ブルキナファソ担当職員の冨田沓子が出演。ほかのNGOスタッフと共に温暖化の影響を受けやすい開発途上国の現状を報告しました。さらに特別ゲストとして福山哲郎外務副大臣が登場し、気候変動問題に取り組んだ経験や、温室効果ガス25%削減に向けた意欲を伝えました。

HFWの冨田が紹介したのは西アフリカ・ブルキナファソの現状。干ばつにより湖が消えるなど人々の暮らしに深刻な影響が出ている様子を、映像を交えながら説明しました。一方、気候変動ネットワークの川阪京子氏は、島国ツバルでは海面上昇により、大波が民家を襲うなどの被害が起きていることを報告。干ばつと海面上昇という、同じ気候変動の影響による異なる問題が明らかになり、地球規模での課題の深刻さが集まった人々に伝わったようです。

2日間の飲食ブースと手工芸品の売上に、募金を足した総額は16万3128円。経費を除いた純益は、活動国の人々の自立支援や、国内での啓発活動に生かされます。

出演者の報告にコメントする福山外務副大臣

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