活動レポート 日本

2013.02.27 日本

フードロス・チャレンジ・プロジェクトの立ち上げイベントに、HFWの儘田が登壇

HFWの儘田が登壇。国内の「食」の関心層に向けて、世界の食料事情にも関心をもってもらうHFWの取り組みを紹介

世界では毎年、食用に生産された食べものの約1/3、重さにして13億トンが捨てられ(国連食糧農業機関(FAO))、日本では、年間1800万トンもの食べものが捨てられています(農水省)。この食料ロス・廃棄問題の解決に動き出したのが、「フードロス・チャレンジ・プロジェクト」。生活者・企業・行政・NPO・学識者が一緒になって問題に取り組むことで、よりよいアクションを創りだそう、食べものを大切にできるような社会の仕組みに変えていこう、と発足しました。事務局は株式会社博報堂bemo!チーム。ハンガー・フリー・ワールド(HFW)も実行委員として参加しています。

1月23日(水)、駒場の東京大学にて、同プロジェクトのキックオフシンポジウム&ワークショップが開催されました。

前半は、様々な関係者が、国内外の現状や解決に向けた動きを報告。プロジェクトの発起人である大軒恵美子さん(FAO日本事務所企画官)、アサヤ食品株式会社代表取締役の杉山弘子さん、消費者庁消費者政策課政策企画専門官の野村敏之さん、HFW啓発事業担当職員の儘田由香、チェンジ・エージェント代表取締役社長兼CEOの小田理一郎さんが、それぞれ登壇しました。
HFWの儘田は、国際協力NGOの視点から報告。活動国ブルキナファソの食料事情を例に、世界の飢餓と、先進国に住む人々の暮らしとが、全くの無関係ではないことを伝えました。またHFWでは、身近な食料ロス・廃棄を切り口に、世界の食料事情を知ってもらおうと、ワークショップやセミナー、飲食店とのタイアップ企画などを実施していることを紹介。こうした活動が、同プロジェクトへの参加によって大きな動きへと変わっていくことを期待していると語りました。

後半には、参加者全員が議論に参加するワークショップが行われ、「フードロスはなぜ発生するのか」などをテーマに、どのような問題意識や悩みを抱えているかを話し合いました。

この日は約100名が参加。解決に向けて、多様な立場の人から考えを聞き、問題意識の共有やお互いの理解を深める場となりました。(2013.2.27)

シンポジウムの内容を振り返り、隣の人と対話

「お買い得品は、安いけれど量が多い」「おいしく食べきるレシピを広めたらどうか」など、それぞれの考えを出し合う参加者

参加者の声

企業の方々がこのプロジェクトに参画していることや、日常生活が世界とつながっていることを知り、勉強になりました。私も、日々の食べものを無駄にしないなど、できることから始めようと思います。

ワークショップに参加して、もったいないと思いつつも食べものを捨てている場面がたくさんあることに気づきました。また、問題提示だけではなく「どうすればいいか」とアクションを考える方が多く刺激になりました。

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