活動レポート 日本

2013.06.26 日本

千葉県立鎌ケ谷高校で講演。「世界とわたしはつながっている」

食料ロス・廃棄問題についての説明に熱心に耳を傾ける

6月13日、千葉県立鎌ヶ谷高校で、PTA主催の講演会「世界とわたしはつながっている」が開催されました。生徒約970名は、NGOや元青年海外協力隊などが担当する19の講座から自分の興味のあるものを選択し、体験型のワークショップに参加しました。HFWは「食料ロス・廃棄問題」のテーマを、青少年組織ユース・エンディング・ハンガー(YEH)は「飢餓を終わらせるために私たちができること」のテーマを担当しました。

「食料ロス・廃棄問題」のワークショップには55名ずつが参加。「なぜ食料ロス・廃棄が起こるのか」「なぜ食べ物を捨てることが問題なのか」を考えました。生徒たちは、好き嫌いがある、間食でお腹いっぱいで食べられないなど自分たちの食べ残し体験を語るうち、「食べ物に対する感謝の気持ちが薄れている」ことに気づいた様子でした。捨てることによって「エネルギーや資源がムダになる」「温暖化につながる」など、地球環境にも意識を向けたり、「飢餓で苦しんでいる人がいるのにおかしい」と食料をめぐる不平等な現実を問題視したりする意見も出ました。また、「食料ロス・廃棄は好き嫌いや食べ残しだけではなく、生産現場や流通しているときにも起こっていることがわかりました」と、今まで知らなかったことを学び、より考えを深める場となったようでした。

一方、YEHが担当した「飢餓を終わらせるために私たちができること」のワークショップでは、35名ずつが参加。高校生と年齢が近い大学生が、自分たちの活動を紹介し、「高校生に何ができるだろう」と一緒に考えました。

今回の講演会は鎌ヶ谷高校では初めての試みでしたが、食料ロス・廃棄という身近な問題から、飢餓をなくすために何をしたらいいかを考え、自分の日常生活と行動を見直すきっかけとなったようです。年齢が近い大学生から話を聞けたことも、親しみやすかったようで、参加した生徒は「これからは食に対してきちんと意識して生活したい」と語ってくれました。

グループに分かれて話合い、出てきたコメントを模造紙に次々と書きとめていく

別の部屋での様子。説明のあと 自分たちで手を動かして考えを深めていった

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