活動レポート ウガンダ

2017.02.27 ウガンダ

住民自身による地域の栄養改善事業がスタートしました

栄養バランスがよく、消化吸収しやすい子ども用のメニューについて解説

協同組合支援

これまで収入創出活動が中心であったカブンバ協同組合で、栄養改善の活動が自主的に始まりました。組合の監督委員会が、以前同地区でHFWが実施した栄養改善事業が効果を上げているのを見て、対象者以外の組合員の栄養状態も改善されるべきと考え、実施を企画。組合の役員会の許可を得て始めたものです。

組合では、HFWが実施した事業で2014年から2015年にかけて対象者に提供したヤギから生まれた子ヤギ32匹を、順次妊婦または5歳未満の子どもがいる組合員の家庭32世帯に提供。また、HFWが以前に提供したオレンジ色のサツマイモ、グーズベリーなどから採取した種苗を50世帯以上の組合員に提供したほか、地域に固有の葉野菜やニンジン、カボチャなどの栄養価の高い作物の栽培を勧めました。

そして、1月には栄養改善ワークショップを実施。地元ブソ村の有力者と住民のほか近隣の住民合わせて35名が参加し、事業の推進役が、栄養バランスのとれた食事の重要性について解説。子ども用のおかゆや食事の作り方を実演しました。このワークショップにはHFW職員も参加し、「食料への権利」について、侵害されそうになった具体的な事例を挙げて解説しました。

参加者からの関心は高く、時間が足りなくなるほど質問が出ました。このワークショップで初めてバランスのとれた食事の重要性に気づいた、という人も多くいました。

HFWはカブンバ協同組合の取り組みを他の地域にも伝え、住民が主体となって地域全体の生活向上に取り組むことをサポートしていきます。

柔らかくつぶすなど、小さな子どもが消化吸収しやすい調理の仕方を教える

「食料への権利」について語るHFW職員

栄養改善ワークショップで使用された葉野菜、カボチャ、トマト、米、キャッサバ、ジャガイモ、ナッツ

Message from Uganda

参加者は栄養に関して適切な知識を持っていないようで、研修中とても熱心に質問していました。みんなの生活が改善できることを実感でき、とてもうれしく思いました

ナルクワゴ・アグネスさん(事業の推進役)

子どものおかゆにはとても感心しました。簡単で無理なく作れ、費用も手ごろです。今までは食事の時間に、子どもたちにお茶だけを与えることがよくありました。砂糖も、お金がなくていつも買うことができないので、入れていません。子どもたちはおなかを空かせていたので、学校の成績が悪く、しょっちゅう病気になっていたのも当然だと、研修を受けて気がつきました。これからは子どもたちにおかゆを用意してやります。これをいつも食べさせていれば学校の成績もよくなると思います

ナッガイ・メアリーさん(ブソ村)

事業概要:協同組合支援

期間:2011年10月~ 対象地域:ワキソ県4区


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