活動レポート ウガンダ

2012.06.07 ウガンダ

男性には建材となるユーカリが人気。収入は、子どもの教育費に

     

ユーカリの苗を受け取り、植林研修を受ける男性たち

植林

当初、女性たちを対象に始まった植林事業ですが、意欲的な住民たちの要望に応え、現在では男性たちも事業に参加できるようにしています。女性には、果実の手入れが必要でも、販売する以外に家族で食せる果樹が人気で、男性にはより現金収入に直結したユーカリが人気とのこと。他の建材となる木と比べ、ユーカリは成長が早く、3~5年で収入を得ることができます。

ユーカリの植林が始まったのは2009年度。順調に育てば、3年で電柱用として1本2000シリング(約65円)、5年たてば工事の足場用などの建築資材として1本8万~10万シリング(約2600~3300円)で売ることができます。3年目には少しだけ売って、残った木を大きく育てる計画を立てている人もいます。なかには、HFWから配布された苗木に加え、自ら種から苗木を育てたり、購入して植える住民も。多くの住民が「得た収入で、子どもにいい教育を受けさせたい」と話しています。

一方で植林事業には、シロアリの被害やウィルス性の病気で、せっかく植えた木が枯れてしまう問題もよく起きています。しかし、治療できるケースもあるので、早まって切らないようHFW職員がアドバイスし、国の森林庁と協力して対処方も研究しています。

開始から5年が経った植林。2011年度は天候不順の影響で苗の配布が遅れていましたが、2012年2月後半には雨季に入り、ユーカリのほかオレンジ、マンゴー、アボカドなど果樹の苗、約37万本の配布を行っています。(ウガンダ支部事務局長:バッテ・フレドリック)

3年間で大きく成長したユーカリの林

新たに苗を植える男性

事業概要:植林

期間:2007年8月~ 対象地域:ワキソ県5区

温暖な気候で適度に雨が降るウガンダは、緑豊かな国。しかし森林伐採が急激に進み、このままではあと40年でウガンダ全土が砂漠化してしまうといわれています。ハンガー・フリー・ワールド(HFW)は、環境保護と貧しい住民の自立を目的として、2007年度から女性による果樹植林を支援。2009年度からは対象を男性にも広げて、果樹だけでなく薬効のあるニームなども植えています。


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