活動レポート ウガンダ

2014.05.26 ウガンダ

土地問題の悪化、女性や児童の権利の侵害が人権調査で明らかに

調査の専門家のトレーニングを受けたHFWの職員とボランティアが、住民の声にじっくり耳を傾ける

啓発活動

2013年9月に、活動地のナッケデ、カブンバ、トゥンバリ・ウェンウェデ、ルグジの地域住民に対し、食料への権利、女性の権利、子どもの権利について、意識調査を実施しました。10年前に基礎調査を行っていますが、その時から年数がたっていること、特に権利に焦点をあてた調査をしたことがなかったことから、今回新たに調査することになりました。年齢構成と性別のバランスの取れた協同組合のグループ20名ずつ、4地域で合計80名に聞き取りの形で調査を行いました。

結果は、HFWが想定していたよりも悪い状況でした。特に土地の所有については、全体の35%の住民が自分の土地を持たず、高い賃貸料を払って耕作したり、地主の命じる作物を強制的に栽培させられたりして、自分たちの食料となる作物を手に入れることができていません。立ち退きを迫られたり、農業が続けられずに土地を手放す住民も出ていました。また、女性には教育や財産相続の制限、家庭内での家事労働の偏りなどの不平等が見受けられ、子どもも児童労働や虐待、女児の早婚などの事例が報告されました。

土地問題については、売買の法律を整備するなど、アドボカシー活動によって仕組みを変えていくことが必要です。女性や子どもの問題では、住民への啓発活動によって権利を尊重するよう促すと同時に、女性や子ども自身が権利意識を高め、自分たちの身を守るための行動を起こすよう促すことが不可欠です。今回の調査によって、現状に応じた行動を行うための大きな手がかりが得られました。

グループでは話しにくい内容も、個別に聞き取とり、丁寧にすくい上げた

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