バングラデシュ  活動レポート

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安全な水の確保と衛生環境整備

期間:2001年4月〜  対象地域:カリガンジ郡 , ボダ郡 保健衛生

バングラデシュでは、鉄分やヒ素による井戸水の汚染が深刻になっています。このような水を飲むことで、腹痛や下痢になったり、ヒ素中毒で皮膚病や神経障害に苦しむ人々もいます。HFWは井戸、鉄分・ヒ素除去装置の設置や、トイレ普及などを行っています。

HFWが設置した水の鉄分・ヒ素除去装置。住民がしっかり管理しています

地域の井戸の上に設置された、鉄分・ヒ素除去装置
地域の井戸の上に設置された、鉄分・ヒ素除去装置

  2010.02更新

2005年にHFWが行った調査では、約1万1000名が暮らすボダ郡10ヵ村では井戸の80%近くが鉄分に汚染され、約1万2000名が暮らすカリガンジ郡12ヵ村の井戸の約8%がヒ素、60%強が鉄分に汚染されていました。

そこでHFWは、民家の集まる地域に加え、モスク、学校、市場などの公共の場に井戸水の鉄分・ヒ素除去装置を設置してきました。これまでに、10世帯(約50名)以上が使える装置を計40基以上設置。2000名を超える住民に安全な水を提供できるようになりました。この装置は、砂など天然素材で作られたろ過フィルターを用いているため定期的な部品交換が必要なく、メンテナンスしやすくなっています。近くに住む住民が、ボランティアとして管理を担当しています。

大事な生活用水として、住民が共有
大事な生活用水として、住民が共有

フタ代わりにボウルで保護
フタ代わりにボウルで保護

Message from Bangladesh

ゾリナ・カトゥンさん

自宅の隣にある除去装置の管理を担っています

この鉄分・ヒ素除去装置は2006年に設置され、約12世帯が飲み水を汲みに来ています。以前は井戸水が濁っていたので、それを使ってつくるカレーも黒くなってしまい、家族がよく腹痛を起こしていました。ですが、装置を使い始めてからはそんなこともなくなりました。昨年、フィルターのフタが壊れてしまいましたが、中にゴミやアリが入ると後々管理が大変だとHFWから指摘されていたので、自宅にあったボウルをかぶせてフタ代わりにしています。そんな風に、お金をかけず工夫して管理しています。

マハムダさん

カリガンジ郡モリクプール村

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