バングラデシュ  活動レポート

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女性対象の起業無償支援

期間:2005年4月〜  対象地域:カリガンジ郡 , ボダ郡 ジェンダー平等の推進 収入創出

バングラデシュの農村部では、女性の多くは家族や親せきが決めた相手と 13〜15才で結婚します。十分な教育を受けていない彼女たちは、家庭内での地位も低いことがほとんど。夫が亡くなったり、病気で収入が減れば、さらに家計は苦しくなってしまいます。ハンガー・フリー・ワールド(HFW)では、貧しい女性たちの自立を支援するため、2005 年度に「笑顔の女性賞」を創設。意欲的に小規模ビジネスに取り組もうという女性を選考し、資金を提供しています。

商売を始めた女性たちが活躍中
ご主人と仲良くお菓子づくり、収入は娘のために

商品のチャナチュルを手に笑顔のハリマさん(右)とご主人
商品のチャナチュルを手に笑顔のハリマさん(右)とご主人

  2011.11.21

2009年に「笑顔の女性賞」に選ばれたハリマさんは、資金の3500タカ(約4300円)を元手にピリ辛のスナック菓子「チャナチュル」をつくるビジネスを始めました。豆粉のペーストを麺のようにして揚げる作業など、チャナチュルづくりはご主人と一緒に行い、1日で50〜70袋をつくっています。

娘さんの名前をブランド名につけた商品は、マーケットや家の近所で売り、1袋あたり1タカ(約1.25円)ほどが利益に。夫婦ともに畑で日雇い労働をしていた以前に比べ、体も家計も楽になったと喜んでいます。参考書を買うなど、娘さんのために必要な教育費もねん出できるようになりました。

「笑顔の女性賞」は、2005年度からこれまでに151名が受賞。家具作りや売店経営など、それぞれのアイデアで小さなビジネスを行っています。2009年に始まったグループ賞は14グループが選ばれ、例えば買った牛を育て、高値になるイスラム教の犠牲祭の時期に売るビジネスを行っています。得た利益で規模を拡大したり、新たなビジネスを始める女性もおり、彼女たちの活躍は村の女性たちに勇気を与えています。

またHFWでは、ビジネスの状況を受賞者たちが発表し合う、報告会も定期的に開催。それぞれの経験を伝えることは、お互いの勉強になります。なかには、ビジネスがうまくいっていないという女性もいます。売店を始めた女性は、店の会計と家計を区別する発想がなく、家庭で必要なものをお店から使ってしまい、店の在庫が減っていました。そんなときは、ほかの参加者やHFWの職員が意見を出しながら、解決策をアドバイスしています。(バングラデシュ担当職員:西岡はるな)

お菓子や雑貨、野菜などの売店を始めた女性
お菓子や雑貨、野菜などの売店を始めた女性

家具づくりの事業を始めた女性。息子も仕事を手伝います
家具づくりの事業を始めた女性。息子も仕事を手伝います

Message from Bangladesh

「チャナチュルづくりは大変ですが、今は幸せです」

ハリマ・ベグムさん
(オヌパンプール村・笑顔の女性賞受賞者)

オニタさん

木製家具づくりを行っています。家具職人だった夫が病気で働けなくなってしまったので、私が技術を習い、一家を支えています。息子にも手伝ってもらい、机なら1日3個はつくります。材料代100タカで、売ると250タカになります。体力的には大変な仕事ですが、自宅の前で作業するので家事との両立もできますし、他の家で下働きをしていた以前より多く稼ぐことができます。

オニタ・ラムさん(バニアパラ村 笑顔の女性賞受賞者)

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バングラデシュでの活動一覧(2010・2011年度)

アイコンの例:栄養改善、教育、保健衛生、収入創出、ジェンダー平等の推進、環境

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