飢餓のない世界を創ろう
HUNGER FREE WORLD
HOME ハンガー・フリー・ワールド(HFW)とは 入会・寄付のご案内 ボランティア募集 イベント情報 活動報告
 日本国内  バングラデシュ  ウガンダ  ベナン  ブルキナファソ  その他の活動

 

 - どんな国?
 - 村人のくらし
 - 現場レポート










 現場レポート4:バングラデシュ

インターン日記  [ 滞在期間:2005年8月9日〜2005年9月23日 ]

8月29日:ダッカで出会った子どもたち
バックナンバー:1 | 2 | 3
ダッカで出会った子どもたち
裸足で生活する子どもたち
旧市街にある、船着場「ショドルガット」を覗いてみました。
ショドルガッドでは、多くの子どもが裸足で働く姿が見受けられました。小船の往来が絶えない船着場の奥、写真の少年の後ろでは山積みとなったゴミから紙製品だけを取り除く作業が進められています。
その働き手の多くはまだ幼い子ども。日本人の私を見かけて近寄ってきて素敵な笑顔を見せてくれますが、普段は苛酷な労働を強いられているのです。聞いたところによると、集められた紙類は再生工場に引き取られ、1キログラムあたり、上等の紙で7タカ(約14円)、粗悪な紙だと5タカ(約10円)にしかならないそうです。

船着場だけではなく、ダッカでは小さな子どもが裸足で大きな布袋を担ぎ、落ちている金属類を探し回っています。一日30タカ(約60円)でレンガを砕くだけの作業に従事している女の子も多く見受けられます。粉々に砕かれたレンガは建築資材として使用されるとのこと。リキシャに乗っていても、物乞いをする子どもの足元ばかりが気になってしまいます。物乞いの子どもに横に首を振る時が、一日で一番悲しい瞬間です。

9月5日:リアル・バングラめざして、ルンギを購入!
ルンギを着用
バングラデシュ男性の必須アイテム
混沌とした首都ダッカから田園風景が続く田舎まで、世代を超えてバングラデシュ男性の支持を集める永遠のベストセラーファッション。これ一枚で村を闊歩する男たちの潔さ。そして風になびく美しさ……Lungi(ルンギ)。

筒状に縫い合わされた一枚の布で、男性が腰に巻きつけて使用します。
ダッカ市内にはルンギを扱う店をちらほら見かけます。けれどもしっくりとくるデザインのルンギに出合えません。ダッカの流行の最先端(?)はチェック柄。でも、私が探しているのはストライプのルンギなのです。


念願のストライプ柄ルンギをゲット!
ルンギを買ったのは、ストライプ柄のルンギをよく見かける田舎でした。それでも気に入ったストライプ柄がなく、結局、写真のモノに決めました。値段は140タカ(約280円)。布を筒状に縫い合わせる代金3タカ込みの価格です。さっそくトライ!
新品のルンギは糊がばっちり効いていて、このまま寝ると腰にひどい跡がついてしまいそう。村人たちのルンギを触らせてもらいましたが、かなりソフトな感触で、この状態にするには何度も洗い、時には着たまま池で行水しなければ! まだまだ、リアル・バングラの道は先が長そうです。
ちなみに、私が欲しかったオススメのルンギは、紫を基調とした簡素なストライプ。この夏のイチオシです。

ルンギの用途例
・シャワー後のバスローブ
・風通し抜群のパジャマ
・日中の汗拭きタオル
・腰ふりふりダンスの衣装
・水泳の授業前の着替え用タオル
・バングラデシュ人になりすます変装衣装 などなど

9月9日:女の子の奨学金活用法(1)
しばらく地方を転々としていたので、今回はそこで書き留めたインタビュー結果を報告します。

女子奨学生と鶏 首都ダッカの事務所生活
ダッカのHFW事務所に戻ってきました。事務所ではゆっくりとお茶を飲んだり、現地職員と「gossip(ゴシップ)」をする時間以外は、パソコンのキーを叩いたり、ミーティングをしたりとインターン業務に明け暮れています。ゴシップというのは、おしゃべりのこと。私の知るバングラデシュ人は、単におしゃべりをするという意味でこの英語を使うようですが、かわいくて好きな言葉のひとつです。

さて、業務の内容です。現地職員が作成した女性の力づけや養魚などの事業計画書のチェック、養蜂事業支援企業への報告書の作成、2021年までの長期計画立案に向けての土台作り……その他いろいろ。
今回はその中でも、バングラデシュで行っているプロジェクトのひとつで女の子を対象にした奨学金制度「ハンガー・フリー・ヒロ・スカラシップ」に言及し、地方事務所に出張した際に書き留めてきた奨学生へのインタビュー結果をまとめていました。

学業の継続を志す女子学生のための奨学金制度
奨学金制度は毎月決まった額を受け取るシステムですが、数か月分を前もって受け取ることでまとまったお金を手に入れ、初期投資とし鶏や山羊を買うことが可能です。高等教育に進むための試験費用に充てるため、自ら鶏や山羊を飼育し、収入を得ている女の子もいます。
また奨学金は授業料や教材購入に充てられるほか、村の人に謝金を払って数学やベンガル語、英語を家庭教師してもらうケースもあります。

9月11日:女の子の奨学金活用法(2)
女子奨学生と山羊
女子奨学生たちの家庭を訪問
それぞれの子どもたちの生活環境を直接見るために家庭訪問をし、奨学金で購入した家畜(時にはそのちっちゃい子孫も)を見せてもらいました。家々はたいてい年2回は建て直しをするという、土で作られた簡素な住まいです。 多くの場合両親は土地無し農民で、月収はひとり400Tk(約800円)。また、父親を亡くした女の子にも何人か会いました。
ボダ郡では21人の女の子が奨学金を受け取っていましたが、ひとり減ったので20人とインタビューをして欲しいとのこと。その理由は、ひとりの女の子が14歳という若さで結婚したからです。決して豊かではない生活と、依然として残る早婚の問題。
はきはきと質問に答えてくれる女の子の姿とは裏腹に、貧困の状況が垣間見えました。

生き生きした瞳の奨学生たちにインタビュー!
それでも……。
「鶏を飼い、山羊を育てて、そして次は牛を買うの」と話してくれた9歳から17歳までの女の子たちの瞳は自信に満ちていました。 お金がないことで学業を継続することが出来ないような状況を変えるため、そしてその収入源を自ら作るという自立の精神のもと、この奨学金事業は進められています。ここでは、教育と労働が表裏一体なのだと痛感しました。
インタビューの最後の質問は「将来の夢」。多くの子どもたちが、先生、医者、と元気に応えてくれたのが嬉しかったです。

働きながら学ぶ子どもたちを、羽田さんが詩に詠いました!
教育が国を創る
子どもらよ その笑顔を忘れるな

父の仕打ちを嘆く
その涙がこぼれ落ち 畑の土を盛り返す

うなだれて
膝をつくその祈りが 家の土台となる

力任せに打ちつける鍬が
誰に対する怒りなのか それは分からない
ただそれは国を創る営み
怒りを込めた
激しいほどの国を建てる想い

■ バングラデシュ現場レポート&過去の主な活動報告 (事業名/実施時期)

▼ バングラデシュ関連トピックス
  • 大好評の本格バングラカレーパーティに参加しよう。 ボランティアも歓迎!(準備、調理、運営など)
  • 和気あいあいと楽しい、バングラデシュチームでボランティアをしよう。
  • 雨季に農地が水没して困窮する農家が、その畑を利用して行う養魚事業にご協力を!
  • プライバシー | サイトに関する注意事項 | リンク | サイトマップ | ユース・エンディング・ハンガー
    メールマガジン | お問合せ
    Copyright(C) 2000-2008 HUNGER FREE WORLD
    −このサイトの運営にもボランティアが参加しています−