活動の中で印象に残っているのは、ワガドゥグから25km離れたクブリという町で行われている国営保健センターへの支援事業です。
センターでの栄養指導を見学した日は雨期にも関わらず雨の気配が全くなく、強烈な日差しと蒸し暑さに覆われていました。私たちが到着すると保健センターの職員の方が約1時間、黒板を使ってセンターの事業について説明して下さいました。その間、会場となる狭い建物に詰め掛けた35人のお母さん方は、熱のこもった濃い空気と乳児たちの泣き声の中で、じっと待っていてくれました。
説明が終わると、お母さん方への栄養と、乳幼児の健康に関する指導が始まります。内容は栄養不良によって起こる病気、子どもの死亡原因に高い割合を占める下痢、そして食品衛生について。「妊娠中に卵を食べると、ふにゃふにゃとした子どもが産まれると言われていますが、それは迷信です。卵は栄養が豊富な食べ物なのでぜひ食べてくださいね」。保健センターの職員は、村に根付いているであろう言い伝えを正したり、時々面白い事を言ってどっと笑わせたりしながら、お母さん達を話に引き込んでいきます。全てのお母さん達が最後まで集中して話を聞いていました。
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 迷信の間違いを指摘するなど、工夫を凝らした説明をする先生 |