今日から、HFZの中にあるスイスのNGOが運営するレストハウスに3泊する。同行者はフィールド担当のジョエル.O、ドライバーのレオン、冨田さん、小林の4人。毎日ワガドゥグから活動地まで通う時間とガソリン代節約などの効果を狙って、冨田さんが企画したプランである。
●ウェドビラ村に到着
女性たち30人くらいが、バオバブの大木の下に集まってくる。ほとんどが子ども連れで、男性は1人だけ。突然雨が降り出す。近くの教会にみんなで移動して、話し合いが始まる。
「雨期の間は農作業をしているが、乾期にはグループで収入を得ていきたい。政府のマイクロクレジット(小規模貸付)も5000セファ(約1000円)しか借りられず難しい。何かいいアイデアはないか?」と女性たち。冨田さん、ジョエル.Oとの話し合いが続く。
最後に小林さん何か一言、と求められる。 「敗戦後、家が焼け食べるものがなかった少女時代を送り、成人後も仕事と家庭の両立や、夫の介護にも直面するなど、厳しかった半生。70歳になる今も働き続けている。これからも、女性が頑張って生きている姿を、日本や世界の人々に写真を通じて知らせたい。女性たちが子どもの命を守り、平和を強く願っていることを訴えて行きたい」。このスピーチの後、彼女たちの私に対する気持ちは大きく変わり、写真の中の目は輝いていた。
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