|

ベナンの首都ポルトノボからラグーン(潟湖)にボートで乗り出し、水上の町アゲゲを訪ねてきました。ここはいくつかあるベナンの観光地でも、HFW職員お墨付きの場所。誰が私の付き添いでいくかを話した結果、事務局員全員(といっても3人ですが)で観光となりました。
事務所のあるカラビからポルトノボまでは、車で約2時間30分ほど。ラグーンの近くに車を停めるとすぐに、ボートこぎの人達が交渉にやってきます。アゲゲまで案内をし、帰ってくる3時間ほどのツアーで、約10ドルで交渉成立。早速船に乗り込みます。すると、私達の前から出発しようとしていた船に乗れなかった女の子2人が乗せて欲しいと言ってきました。彼女達は、アゲゲの村から本土のマーケットに魚を売りに行った帰りだったそう。恥ずかしそうに船の後ろに座りました。この子達のように、アゲゲの村ではそこに生活する人達の大半が、漁業で生計を立てています。
水草でびっしりの船着場を、どうにか掻き分けて出発すると、広いラグーンに出ます。ラグーン内はマングースなどの草木がうまく仕切りとなっていて、まるで水上に自然が作った道を走るようにボートは進んでいきます。アゲゲに向かう途中、小さなボートを1人で漕いでいる子ども達を何人もみかけました。
アゲゲの建物のほとんどは、木や葉で作られた簡単なもの。学校など公共の施設のいくつかはコンクリートで造られていますが、そのほかの建物は、ボート用のガソリンスタンドですら、折れてしまいそうな木の柱が水中に立つ簡素な建物でした。そんな中で私の目を引いたのが、日本とベナンの旗がペイントされている立派なトイレ。ボートの中から見えるだけでもかなりの数が建てられています。日本政府の援助がこんなところまで届いているんだなと、びっくりしました。
ベナンを出発しブルキナファソに入ると、水辺も離れ、砂漠地帯の様相にがらりと変わってしまいます。しばし、海の風を楽しみました。
|