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活動報告:支援の現場をのぞいてみよう
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レポート
地域の開発に役立つ絵の力
HFWは、貧しい人々が自分の力で飢餓・貧困から脱出し、自立した生活を送れることをめざして支援をしています。
支援対象地域には「お金やモノをくれるのかな?」と期待する人々もいます。しかし、HFWは彼らのサポート役であることを伝え、「自分の手で暮らしを変えるんだ」という決意を持つよう働きかけます。
その働きかけを効果的に行うために、支援対象地域の人々に、自分たちの暮らしを絵で表現してもらうことがあります。 絵は、文字の読み書きができない人や子どもも参加や理解がしやすく、また会話や筆記では表れなかった情報が描写されることもあります。 外部の人間が調査・分析するよりも、地域の人々自身が表現した情報は、支援内容を決定するための最も重要な情報となり得るのです。
このようにして自分たちの持っている問題や可能性について理解した人々は、主体的に事業に参加するようになります。 そうすれば、事業はスムーズに進むようになり、成果も大きなものになっていきます。(2005.12)
1.地域の問題について知る
〜自分たちで解決しようと考える糸口に〜
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【バングラデシュ、ダッカ/10歳】
たくさんの子どもたちが働いています。左下でやっているレンガ砕き(※)は、危険で重労働。靴磨き、お菓子売り、新聞売り、頭の上に重そうな荷物を載せて運んでいる子どももいます。働いている子どもは学校に行かれないのでしょう。右上にはきれいな制服を着て学校に通う子どもたちも描かれています。
同じ世代の子どもでも、貧富の格差によって生活がずいぶんと違うことがわかります。
※レンガ造りの建物が多いバングラデシュでは、解体した建物のレンガを手作業で砕き、新しい建築材料にします。
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2.地域の可能性に気付く
〜事業の計画に役立ち、実施の契機になる〜
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【ベナン、アトランティック地方ベト村/住民参加ワークショップによるイラスト】
土地の活用について描いた「資源地図」です。村を囲んでいるヤシ園を有効に利用していないこと、ほかにも資金があれば耕すことができるはずの肥沃な土地があることなどが再認識されました。
ほかにも、建造物やインフラ設備、宗教人口分布、民族などについての「社会地図」、村の収入源や支出源をまとめたイラストなども作成。
これらの図は、集会で意見を出し合い、まずは地面に書き出して作り上げていきました。図を書く過程は、高齢者が語り継いできた村の歴史を記録する機会でもあります。
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3.理想の地域を考える
〜将来への希望が生まれ、ヤル気が高まる。関係者間で目標を共有することができる〜
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【バングラデシュ/8歳】
家の近くに、きれいな水がでる井戸が描かれています。水汲みは子どもの仕事。遠くまで汲みに行かなくてよくなったら、友だちと遊ぶ時間もできるかもしれません。 パパイヤやバナナなどの果物も、たわわに実っています。木に登って仲間と果物を取っている子どもがいます。奥には魚釣りをしている人も。赤ちゃんを抱いた中央のお母さんも笑っているようです。 植物や生き物もいきいきと描かれています。
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