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■ 釜我亮次さん
貧富の差に慣れ始めてしまった自分を発見したんです。“ビルの下にスラム街”この景色がバングラデシュだって。−バングラデシュを2回訪問して
「からっぽの大学生って俺のこと?」
「大学3年生のとき、ふと『からっぽの大学生って俺のこと?』って思ったんです」。釜我さんは、大学進学で一人暮らしを始めた頃は、友人とひと晩かけて山手線を歩いて一周したり、上野の西郷隆盛像に登ったりと、かなりハメをはずしたとか。しかし、東京大学農学部で課題の研究に追われるようになると、急にあせりを感じ始めたと言います。思えばこれまでも勉強が好きだったわけではなく「ほかに没頭することがないから勉強していた」だけ。大学も学部もなんとなくの選択。釜我さんのなかで「他の世界を知りたい」という思いが強くなってきました。そんなある日、国際協力NGOを紹介した本を手にします。「NGOって漠然とあやしいイメージもあったけど、行ってみないと分からない。そこで、学校から一番近いHFWに連絡したんです」。その後、2002年のYEH全国会議に参加して、深く関わることを決めたそうです。
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