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宇田川 晴男さん
うだがわ・はるおさん。1950年千葉県御宿町生まれ。現在、同県で、小学校の特殊学級の教師を務める。教員生活は31年目を迎えるベテラン。HFWには、1998年6月に入会し、ボランティアとして精力的に活動。支援先を訪れるスタディツアーで、ウガンダ、エチオピア、バングラデシュに訪問した。
宇田川 晴男さん世界の飢餓をなくす活動を通じて 日本の子どもたちの“心の飢餓”もなくしたい

成果を目の当たりにしたスタディツアー

忙しい小学校教師の生活と、ボランティアによるウガンダチームに参加するなどHFWの活動を精力的に両立されている宇田川さん。もともと野外活動に関心を持ち、長年環境教育にも携わってきたそうです。
「教員仲間から“世界的な視点で考え、飢餓をなくさないと環境破壊はなくならない”と聞き、HFWに参加することにしました」。
現在はウガンダチームの中心的な存在として活動を支えています。2003年にはウガンダスタディツアーにも参加されました。約1週間の滞在中に、井戸や学校などのプロジェクトを見学し、村人とも交流。「村人は、HFWの支援で井戸ができて水がきれいになり、半年後には水が原因で病気になる人がほとんどいなくなったと熱心に語ってくれました。その姿にとても感激しました」。
また、観光では味わえない体験ができることもスタディツアーの魅力の1つだと言います。「副大統領に昼食に招待されたんです。HFWウガンダ支部は、政府ともしっかりとした協力関係を築いているということでした。国内の現状や展望を国のリーダーから直接聞くことができた貴重な時間でした」。

教育者から見たウガンダと日本の子どもたち
ウガンダスタディツアーで子どもたちと集合写真を撮りました ところで日本で教壇に立つ宇田川さんの目には、ウガンダと日本の子どもたちはどのように映っているのでしょうか。
「ウガンダの子どもたちの勉強に対する意欲はとても素晴らしい。目を輝かせて勉強する姿を見て、いろいろな夢を語っているのを聞きました。彼らを支援できてとてもよかったと思います」。ウガンダにも義務教育制度はありますが、子どもたちは経済的な事情で、なかなか学校に行けないし、学校の設備も整っていません。それでも勉強しようとする子どもの姿を、宇田川さんは日本の生徒たちに熱心に話しています。「日本の子どもたちにとって、ウガンダの子どものことを知ることが、自分の生き方を考えるきっかけになるんです」。家族でお小遣いを貯めてきたり、書損じハガキをたくさん集めて持ってきたりしてくれた子もいたそうです。「そうして今までと違う自分を見つけて、行動してくれた子がいると嬉しい」と宇田川さん。今、日本の子どもたちは恵まれていても、自信をなくしていたり、愛情に飢えていたりして“心の飢餓”になっている子が多くいると言います。「世界の飢餓をなくしながら、他人を思いやる心を育てて“心の飢餓”もなくしていきたいですね」。


自分自身もHFWで活動して、生きがいを得たと、宇田川さんは言います。「ウガンダ人や他の国の人々と一緒にイベントの企画や募金活動をする中で、“国際理解”の意味を体で理解することができました。私にとってはかけがえのないことです」。 言葉なんて通じなくても大丈夫、細かいことは気にしない、というノリで、どんな国のどんな人とでも、親しく接する宇田川さん。その姿に、飢餓のない世界を創るには、まず自分が心豊かに過ごし、そして人を思いやることからと、改めて教えていただきました。 (記者ボランティア 杉山悦子)

[ 一緒に活動する → ウガンダチーム ]

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