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溝口昌広さん
みぞぐち・まさひろさん。1979年長崎生まれ。神奈川県座間市在住。自動車部品メーカーに勤務。2004年1月からHFWにボランティアとして関わる。現在、ハイチを支援するハイチチームメンバー。ボランティアがない休日は、愛車のバイクでツーリングをして過ごす。
溝口昌広さん自分の世界が広がるボランティア。
バラエティ番組の『あいのり』だって、見る目が変わりました。


ボランティアで得る利益はお金以上のもの

2003年10月、2004年1月にHFWが開催したハイチ音楽ワークショップ。このイベントの講師であるミュージシャンの溝口亮さんの従兄弟にあたるのが溝口昌広さんです。亮さんから、楽器の運搬を手伝って欲しいと依頼され、HFWに関わることに。
「会場に着くと、ボランティアの方が一生懸命に準備をしていました。学生も社会人も一緒に楽しそうにしていて、雰囲気がとてもよかったんです」と、当日を振り返ります。
その後、2004年3月にハイチを支援するボランティアグループとして、ハイチチームが結成される際、溝口さんも参加を決めました。
それ以前のボランティア体験は、大学時代暮らした寮が取り組んでいた母子家庭のサポート。自主的に始めた活動ではありませんでしたが、子どもに勉強を教える企画が始まってからは、溝口さんも積極的に活動するように。子どもや母親が喜んでくれると、自分自身もうれしいという発見をしました。「ボランティアは非営利活動だけど、利益がお金ではないだけ。ちゃんと利益を得ることができる」。その利益とは、「“喜び”や“感動”というお金以上のものかも」。

飢餓の現状を伝える難しさと伝わる喜び
ハイチイベントで、参加者にハイチの現状について話すハイチチームメンバー HFWでは、ハイチやバングラデシュの人、さまざまなキャリアを持つハイチチームのメンバーなどと知り合えることが嬉しいという溝口さん。このような出会いをはじめ、飢餓の現状を知ることで、「日常生活に対しても気持ちがすごく変わった」そうです。
海外のニュースが気になるようになり、グループ旅行中の男女の恋愛模様を観察するバラエティ番組『あいのり』(FNS系)にも注目中。アフリカ旅行の放送で、飢餓の問題に触れた時には、「前だったら、飢餓の話は目に留まらなかったかも。でも今は、飢餓の発生に日本にいる自分も加担しているという解説に素直にショックを受けたりしてます」。
また、支援金を集める大変さを知っているため、同番組が呼びかけたアフリカへの募金に、何百万円も集まることにも驚いたそうです。
「自分も多くの寄付を集めて支援し、その成果を活動するチームメンバーと一緒に喜びたい。本当はストレートに貧困の現状を伝えて、寄付を呼びかけたい一方で、それだとイベントの参加者が集まらない。だからまずは楽しくハイチの文化に親しんでもらう企画にする。そのバランスに悩みます」。
しかし、最近では、懸念していたより多くの人が飢餓の現状をしっかり受け取ってくれるという手ごたえも掴めてきました。人の気持ちが動いてくれたことに感動して、やる気もアップするという溝口さん。これからの活動に注目です。

[ 一緒に活動する → ハイチチーム ]

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