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■ 菊池直美さん
阪神大震災で助けてもらった幼い日の記憶。 私も人を助けたい。気がつくとボランティア活動する日々に。 お手伝いじゃないボランティアがおもしろい 「はぢめまして☆はぃ、ぁたしで協力できるならさせてぃただきます!!電話できる時が明後日の昼間しかなぃのですがぃぃですか????」。 インタビューをお願いすると、こんな返信メールが。読みにくい最近の若者のメールとは、このことか……。なぜか母音を小文字で表現しちゃう世代、菊池さんはそんなイマドキの高校生です。 菊池さんは、HFWの青少年組織ユース・エンディング・ハンガー(YEH)のメンバー。高校1年生の2004年4月から神戸グループに参加しています。他のボランティア団体のマレーシアへの植林ツアーに参加した時に、YEHのメンバーと知り合ったのがきっかけ。15名いる神戸メンバーの中でも、中心的存在で、街頭募金や書損じハガキ集めなど、積極的に取り組んでいます。 「ほかの団体に参加したこともあるけど、YEHは大人のお手伝いじゃなくて、高校生でも自分で企画を立てたことを、仲間とできるのがおもしろい!」。 クラスで起こったイジメ…。 どんな意見でも尊重する大切さを教えられて また、海外に興味があることもYEHに関わる理由だとか。 「中学生のクラスでイジメがあって……。学級委員だったし悩んでた時、アメリカ人の先生が、話し合いではイジメている人、イジメられている人双方を尊重するようにアドバイスしてくれました。イジメてる人の意見も尊重する考えに驚いて、自分はなんて小さいんだろうって。自分の視野を広げたいと思ったし、それが海外への興味にもつながっていきました」。 迫り来る火の手、配給に並んだ震災の記憶 もう一つ忘れてはならないのが被災の体験です。「助けてもらったから、私も人を助けたい」。 1995年阪神・淡路大震災の時、菊池さんは5歳。住んでいたマンションは無事でしたが、火の手は目前まで迫ってきました。「まわりは一面、焼け野原でした。水道やガスの復旧が遅くて、公園で水や食事の配給に並んだりしていました。小さかったから覚えてないだろうって言われるけど、よく覚えています」。 各地で地震があると「避難生活大変だねとか、余震があったからまた大きいのがくるよとか、学校は地震の話題で持ちきりに。体で覚えているから、被災者の気持ちになっちゃうんです」とも。 そんな困っている人を思いやる気持ちが自然と広がって、世界の貧しい人々につながったようです。「黒柳徹子さんの本に、飢えて死にそうな子どもに“助けてあげられなくてごめんね”と声をかけると“あなたに祝福がありますように”と返事が返ってきたと書いてあって。もう、泣きそうになって……」。 学校の先生になるのが夢という菊池さん。できれば開発途上国で先生になりたいそうです。「英会話をがんばってます。YEHでは、支援のためにフリーマーケットを計画してます!」。 [ 一緒に活動する → ユース・エンディング・ハンガー ]
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