「書損じハガキ回収キャンペーン」参加団体からのメッセージ  : 飢餓のない世界を創る国際協力NGO ハンガー・フリー・ワールド HUNGER FREE WORLD     

「書損じハガキ回収キャンペーン」参加団体からのメッセージ 

参加団体からひと言

hagaki_coop_1

生活協同組合コープみえ
組織運営部 組織活動支援課
橋本直行さん

一人は万人のために、万人は一人のために
コープみえでは2005年度から、「書き損じハガキ回収キャンペーン」に参加させていただいています。コープみえの基本理念は「つながりあう安心、笑顔が輝く くらし」です。組合員さんや地域の方々が、お互いにたすけあい、支え合い、安心して暮らせる社会をつくっていくことが大切だと思っています。
開発途上国では、日本では考えられないような理由で、大勢の子どもたちが5歳になるまでに飢えや栄養失調などで命を落としています。学校に行けずに労働を強いられている子どもたちもいます。これらの子どもたちの命と健康、権利を守り、平和な社会を未来に引き継いでいくことは、私たち生協の大切な使命だと思い、「書損じハガキ回収キャンペーン」の取り組みを始めました。募金による支援ではなく、書き損ねた年賀状や、組合員さんの家庭に眠っているもので、命や暮らしを守れる、という点がいいですね。誰もが参加でき、貢献できます。
この取り組みを通して、私たちも、暮らし方を考えていく機会や気づきにしていきたいと考えています。日本では、多くの原料や飼料を海外からの輸入に頼っていますが、大量に食品ロスを出し、環境にも多くの負荷をかけています。一人ひとりが見直すきっかけになることも期待しています。
コープみえでは、誰もが安心してくらせる地域づくりもすすめていますが、単なる物的支援や人的支援はその時だけ暮らしが良くなるだけだと思っています。地域に暮らす人々が自分たちの力で地域をより良くしていくことが強い地域づくりに欠かないと考えています。この点はハンガー・フリー・ワールドの海外4ヵ国での地域づくりの考え方や活動と合致しています。「地域の自立」という点に、とても共感しています。
一人ひとりの命に格差があってはなりません。貧困や飢餓がなくなるように、ぜひこれからも現地の方々に寄り添い、背中を押してあげられる、そんな活動を継続していってほしいと願っています。


パルシステム埼玉
理事 秋山佳津美さん

「食」はすべての基本。本質的に学べば、平和や環境改善につながっていきます
「書損じハガキ回収キャンペーン」は家に眠っているもので寄付、という点がとても参加しやすいですね。パルシステム埼玉では、平和国際委員会が積極的に取り組んでいます。この委員会は組合員さんの活動の一つです。組織がトップダウンで指示するのではなく、組合員さんたち自身がみんなで一緒に考え支え合おうという姿勢で、日々熱心に地道に活動を積み重ねてくださっていることが、継続と実績につながっています。
逆に関心のない方にどうしたら興味をもってもらえるか、私たちは日々考えています。企画したHFWのボランティア体験会では、参加された方が「ふだん捨てている古切手が役に立つことがわかった」と驚かれていました。実際に活動を体験することで初めて実感できることがあります。体験会やイベントなどで「見える化」して実感を持ってもらう企画が大切だと思っています。日本でも相対的貧困の問題があります。世界の飢餓と日本の問題と別々に考えるのではなく、両方がつながっていて自分とも無縁でないこととして捉えることが必要です。
そういう意味では、HFWが訴える「食料への権利」は誰もが等しく持つ人権に基づいており、「今」を捉えるにはピッタリです。食べることは生きていくには不可欠で、すべての基本であり、平和や環境の問題につながっていきます。今後「食料への権利」を軸に、さまざまな企画を考えていきたいと思っています。