ノボディゴントとは、バングラデシュの公用語であるベンガル語で「新しい水平線(新世界)」の意味。
拠点/東京都内(出張あり)
頻度/ほぼ毎月1回カレーパーティ&料理ワークショップを主催、月1回ミーティング
メンバー/約5名
参加方法/代表者(アニスル・ラハマン:TEL080-4132-7245)またはHFW事務局までご連絡ください。
代表からのメッセージ
代表/アニスル・ラハマンさん
「毎回新しい発見があってワクワクします」
1988年に写真を学びに日本に来て、自国のバングラデシュの人々が飢餓に苦しんでいるのに対し、少しでも役に立てることで自分が楽しくできることを、とこの活動を始めました。カレーパーティは、カレーを作って食べ、楽しみながらバングラデシュのことを知り、社会に役立つこともできるイベントです。新しい人も来るし、以前来たことのある人も来る、毎回メンバーが違うので、話をすると毎回新しい発見があってワクワクします。
ボランティアをするとき、人のために、世界のために、と思ってやりますが、それだと、苦しくなるときがあります。自分自身が楽しむため、自分の人生を充実させるため、というつもりでやると長続きします。遊びや趣味のように自分自身が楽しめていないと、人を楽しませることはできません。もちろん、これまで参加者が少なくて赤字になったり、と苦しいときもありました。悩むこともあります。でも、辛いことがあるから、それを乗り越えると自分の成長を感じてなお楽しく感じられます。一緒に活動する日本の仲間にも支えられていて「やめようか」と思うときも、「一緒にがんばりましょう」と励ましてもらい、多くのことを学んでいます。
ノボディゴントの収益は、HFWと通じてバングラデシュ支援になるほか、私自身が行っている支援で、貧しい女性に刺繍などの技術を教えて、商品を売って収入にする活動にあてています。飢餓は放っておいてもなくなりません。まず自分が行動しないと何も変わらないのです。
(2016年9月)
石本淳さん
「継続の秘訣は習慣化してしまうことです」
もう10年くらい前になりますが、友人に誘われてカレーパーティに参加したのがきっかけで、お手伝いするようになりました。国際貢献、と考えると大げさになりますが、楽しくカレーを作って食べる、というのが、気軽でいいですね。毎月毎月実施するのは大変ですが楽しく、参加者がある程度集まれば必ず開催するようにしています。習慣みたいな感じですね。飢餓の現状について参加者の方に伝えられるのはやりがいのあることですし、何より私自身がベンガル料理を作って食べることを楽しんでいます。参加者が少数しかいない時なども楽しくできるようメニューを考えます。参加者の当日キャンセルに対してはリマインドメールを送るようになってだいぶ改善しました。バングラデシュのカレーはマイルドで食べやすいのが特徴です。ぜひ、一緒に作って食べませんか?
(2016年9月)