ボランティアの声~熊野成夏さん : 飢餓のない世界を創る国際協力NGO ハンガー・フリー・ワールド HUNGER FREE WORLD     

ボランティアの声~熊野成夏さん

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大学生の時にHFWの活動説明会の進行役を務めて

HFWの青少年組織であるユース・エンディング・ハンガー(YEH)で活動し、現在は行政書士事務所で働きながらボランティアとして活動を続けている熊野さん。高校3年生から活動をはじめ、YEH東京のリーダーも務めました。HFWの活動説明会で、メッセージカードを使ったワークショップを担当するなど、精力的に飢餓について人々に伝えてきました。


HFW の活動に参加したきっかけは何ですか?

高校生の時にアフリカの女性の肥満に関する卒業論文を書くなど、もともと国際協力やアフリカ、食料問題に興味がありました。それで、国際協力がテーマのグローバルフェスタというイベントに行ったときに、HFWの出展ブースにも寄りました。そこで、私の高校を知っていた当時のYEH東京のリーダーが、私の学校かばんを見て声をかけてくれました。その場でいろいろなことを話して意気投合。中学、高校時代に本を読んで何かしてみたかったので、最初は気軽に始めてみました。

メッセージカードを用いたワークショップをやってみて印象に残っていることは?

大学4年生の時に、3回ほどHFWの活動説明会を担当させてもらいました。幅広い世代から参加があるので、質問に対応できるか最初は少し怖かったです。でも、説明会のなかで、メッセージカードを使ったワークショップをやってみると、食の話はどんな世代にも身近なため、盛り上がりました。印象に残る食事について伺うと、みなさん誰かと一緒に食べた食事を挙げてくださり、食事と人のつながりの強さを改めて感じました。日々の食事から少し発展させて、世界の食料問題を考えてもらう良い機会になると思います。わからない事は自分で調べ、HFWの職員さんに質問しながら担当したので、学びや気づきも多くありました。

「何か始めたい」と思っている人にメッセージを!

行動を起こせば、新しい出会いやひらめきがあると思います。中高生は学校以外の活動から、大学生は他校の人から刺激を受け、将来の進路を選ぶうえでも良い影響があると思います。私は、同じ分野に興味がある人との活動から、たくさんの影響や刺激を受けました。また、YEHで社会貢献をしながら培った人を動かす力や企画力、期日管理は、社会人になって役立っています。大学時代は自由に使える時間も増えるので、やりたいことに挑戦してはいかがでしょうか?

インタビュー:佐藤唯

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さまざまな学生団体が集まる合同新歓に初参加

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グローバルフェスタで販売したウガンダのカトゴ(バナナ入りカレー)か無事完売

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GYC(Global Youth Conference)のため来日した、バングラデシュ、ウガンダ、ベナン、ブルキナファソで活動するYEHメンバーの歓迎会