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 活動報告:ウガンダ - どんな国?

■ 争いが生んだ貧困‐ウガンダ
主食のバナナを頭に載せて運ぶ女性 相次ぐクーデターと暴政
「独立時には同じ年に独立したマレーシアと同じ経済水準だったのに、国内で争いが続いているうちに大きな差がついてしまった――」と嘆くのはウガンダの農業担当国務大臣。まさにウガンダの歴史は、争いの連続でした。1962年に英国の保護領(1896年〜)から独立。しかし、1971年にアミン参謀総長がクーデターを起こし、地獄絵図と評される独裁体制時代に突入。反体制派30万人が虐殺されたと言われています。1980年に新体制になりましたが、再びクーデターで軍事評議会が実権を握ります(1985年)。翌年、国民抵抗運動が首都を制圧し現在に至りますが、今も神の抵抗軍、民主勢力同盟らをはじめとする反政府勢力が北部と西部の一部でゲリラ戦を繰り広げています。
また、HIV/エイズが爆発的に蔓延しており、すでに11万人が死亡、170万の子どもが親を失っています(1999年推定)。さらに致死率53〜88%と言われるエボラ出血熱の発症も。国民の不安感は高まっており、新興宗教の増加やカルト教団による900人以上の集団自殺・殺人が発生するという痛ましい事件(2000年3月)も起きています。

アフリカで唯一HIV/エイズの感染率が低下
しかし、少しずつですが経済は再生しています。この5年間でGDP(国内総生産)は倍増、アミン政権前の水準に戻りました。さらに政府は、さまざまな問題に積極的に取り組み始めています。HIV/エイズの問題では、いち早く情報を公開して対応。感染率はアフリカで唯一低下しています。また、小学校の学費を無料にする試みもあり、就学児童は250万人から700万人に急増しました。
さらにウガンダには、ナイル川の水源であるビクトリア湖、古代より「月の山」といわれる美しいルゥエンゾリ山など豊かな自然があります。そして何より国民が勤勉です。土地のある人は土地を、技術を持つ人は技術を、何もなくてもまじめに働く――。HFWの事業に参加する村人も、一人一人にできるものをできる限り提供し、協力して働いています。そのような姿勢を後押しする支援と平和が実現すれば、ウガンダの人々が飢餓を終わらせる日はそう遠くないはずです。

首都カンパラ市内にはビルも建つ バレンタインデーはビッグイベント。男女とも赤と黒を取り入れたファッションで決める

■ ウガンダ共和国 Republic of Uganda
面積24万1139平方キロ ※日本の約10分の6
資源コーヒー、採油用種子、タングステン
人口2590万人(04年)
首都カンパラ、人口127万4000人(01年)
言語公用語は英語。他にスワヒリ語、ルガンダ語など
宗教キリスト教60%以上、伝統宗教30%、イスラム教10%
政治体制共和制
元首大統領。ヨウェリ・カグタ・ムセベニ。86年1月29日就任。96年5月9日初の直接選挙で当選
1人当たり国民総所得270米ドル(02年)※日本の約140分の1
成人識字率69%(04年)
平均余命48年(04年)
5歳未満児死亡率138(世界平均79)(04年)
参考資料 「世界子供白書2006」ユニセフ、外務省ホームページ

▼ ウガンダ関連トピックス
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