バングラデシュでの断食

2006年09月27日

バングラデシュでの断食暑い日は水分補給が大切ですが、水を飲むたびにバングラデシュでの断食を思い出します。イスラム教徒が年に1ヵ月行う断食。期間中は日の出から日の入りまで物を食べてはいけません。私が滞在していた年の断食月は夏の真只中。炎天下では喉が渇いてとても過酷でした。日の入りの放送が流れると、多くの人は道端の定食屋に駆け込み、軽食をとります。この時は、初対面でもみんなが1日の苦労をねぎらいあいます。

満足に食事をできない人の苦しみを知り、他人をいたわろうという意味の断食。実際、昼間苦しんだ分、日の入りを迎えてからいただく食事へのありがたみもひとしおでした。今年の断食は、少し暑さの和らいだ9月後半から始まります。

ベナン・ブルキナファソ担当インターン:津崎

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