モロヘイヤと黄金の糸

2006年11月24日

モロヘイヤと黄金の糸僕がよく行く駅前の八百屋でも売っている、「モロヘイヤ」。クレオパトラも食べていたことで知られる、エジプト原産の栄養価の高い緑黄色野菜です。実はこのモロヘイヤ、バングラデシュの主要な生産物であるジュートの葉っぱだそうです。

ジュートからは主に繊維製品が造られます。古くはコーヒーなどの梱包袋に加工され、世界中に流通、「黄金の糸」と呼ばれました。しかし、1950年以降、化学繊維の登場で需要が激減しました。ところが近年は、分解され土に戻る天然素材として注目されています。HFWでも、ジュート製の民芸品を販売中。自然に優しいだけでなく、おしゃれで、僕もこの間コースターを購入しました。ジュートが再び黄金の糸と呼ばれる日も、遠い先の話ではないかもしれません。

バングラデシュ担当インターン:中川

飢餓のない世界を創る国際協力NGO ハンガー・フリー・ワールドのプロフィイール

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