国際協力の現場で日々起きるエピソードや日常生活をご紹介。
おもわず本音もこぼれちゃいます。
2012年05月21日
今日は、お米を使ったお菓子をつくる女性グループの作業場の視察に行きました。蒸し暑いのに、年配の女性が台所で炭火を使い、鍋で砂を熱してお米の入れポン菓子をつくっていました。ウガンダでは、こんなに大変な作業を高齢者にさせることはないのですが、その女性が「年をとっても、働いて家族の役に立てることはうれしい」と話すのを聞き、感銘を受けました。この村では、住民たちと仲良くなり農作業用の笠を借りて一緒に写真を取りました。なかなか似合っているでしょう?
夕方にはカリガンジを離れ、飛行機でダッカに戻ります。カリガンジの職員とお別れのセレモニーが開かれ、村の女性たちが織ったカラフルな布と刺繍入りのうちわをお土産にもらいました。空港に向かう途中には、先日視察した「ぼかし」作りに欠かせない材料のひとつ、有用微生物の培養液を使った工夫で、養魚で成果を上げている住民の事業を見に行きました。時間の都合で養魚場は見られず、出荷作業場の見学だったのが少し残念でしたが、氷だけで出荷していた頃に比べて、有用微生物を氷に混ぜるようになってからは魚の鮮度が長く保たれ、生臭いニオイも減ったため、高く売れるようになったといいます。ますます、「ぼかし」に対する関心が高まりました。
ウガンダ支部事務局長:バッテ・フレドリック
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