プレスリリース

2016.02.23 

「鬼ごっこ」でフードロスと世界の飢餓を学ぼう

子どもたちは食材に扮して、フードロス鬼から逃げる。 形が悪い食材は「片足ケンケンで逃げる」などハンデが。

子ども向け体験型教材

特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールド(理事長:齊藤恵一郎)では、日本および、バングラデシュ、ベナン、ブルキナファソ、ウガンダの5ヵ国で、飢餓をなくすための活動をしています。

昨今、国内外でフードロスが問題になっており、先日2月3日にフランスで売れ残り食料の廃棄を禁止する法律が成立。大きな注目を集めました。世界では消費される食品の1/3が廃棄されており、日本でもまだ食べられるのに捨てられる食料が年間で約640万トンに上ります。そのうち半分近くが家庭から出ています。世界から食料を輸入しながら大量に捨てることは生産に費やされた資源も無駄にし、廃棄された食品の処分は環境に悪影響を与えます。そのしわ寄せを受けるのは飢餓に苦しむ地域の人々です。昨年9月に国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)にも「持続可能な生産消費形態を確保する」ことが目標として掲げられており、日本においても責任のある生産と消費が求められています。

ハンガー・フリー・ワールド(HFW)は、団体の使命である飢餓の解決とつながりのある、フードロス問題に対し、フードロス・チャレンジ・プロジェクト(FLCP)の実行委員として行政や企業などと一緒にさまざまな取り組みを行い、日本の私たちの暮らしと世界の飢餓とのつながりについて伝え、解決に向けて行動するよう呼びかけています。

その一環として、伝統的な遊びである鬼ごっこの要素を取り入れた体験型教材「もったいない鬼ごっこ」をハウス食品グループと共同で開発。このゲームを体験するなかで、フードロスがどのように発生しているのか、わかりやすく伝えます。すでに多くの学校などで授業に導入していただき、「このゲームを通じて『食べる』ことへの感謝の気持ちが生まれた」「家に帰って親に話し、フードロスを出さないように心がけるようになった」など評価いただいています。子どもたちからは「フードロスが増えると世界の土地や水がムダになる」「食べ物が減って戦争になる」「ごはんがない国に申し訳ない」など日本だけでなく世界に思いを馳せた深い学びにつながっています。

教材は全国に貸し出し可能で、学校での授業のほか、地域でのイベントなどに活用されています。 また、教員向けの指導研修会を実施し、多くの学校に広める取り組みを行っています。

【ゲーム概要】 

◆対象
小学生以上
◆所要時間
45分
◆定員
20人から40人まで
◆費用
学校・非営利団体は無料(教材送料は実費負担有)、企業、営利団体は講師つきでのみ貸出

取材のお申し込み・お問い合わせ

担当:糟谷 TEL 03-3261-4700 平日10:00~21:00 土10:00~18:00

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食材が生産され、加工、流通、消費にいたる過程をたどりながら、フードロスの原因を学ぶ。 振り返りの時間では、このままフードロスが増え続けるとどうなるのか、解決に向けて何ができるかを考える