ハンガー・フリー・ワールド(HFW)は、飢餓のない世界をめざして活動する国際協力NGOです。
今、世界では十分な食料が生産されているのに、11人に1人が“慢性的な栄養不足”=“飢餓”に直面しています。
心も身体も健康に生きていくために必要な食料を自らの手で得られることは、人間のもっとも基本的な権利のひとつ。
HFWは、この「食料への権利」の実現のために、住民の自立を支援します。
食べる、生きる、明日を育む。
HFWは飢餓に直面する人々の「食べる」を取り巻く環境を変えていき、「生きる力」を育むことで、世界の「明日」へとつなげていきます。
飢餓のない世界
「食料への権利」を実現するため、人々や地域・社会をエンパワーする
●包摂 :多様性を尊重し差別をしない。誰も取り残さない
●連帯 :最大限の相乗効果を生み出すために、関係者と力を合わせて協働する
●誠実 :失敗から学ぶ。正直さ、透明性を大切にし、行っていることの説明責任を果たす
●革新 :解決策を創造的に考える。チャレンジ精神で、ゴールをめざす
HFWの取り組み
HFWは現地の人々が自らの手で栄養ある食べ物を持続して得られるよう、地域の生活全般の向上を支援しています。
すべての人の「食料への権利」を実現するために必要なのは、食料の生産から、保存・加工、流通、消費と、地球規模でつながる食のしくみを見直し持続可能にすること。そしてその妨げとなる不公正な貿易、フードロス、気候変動などに歯止めをかけることです。
HFWは 、国や自治体とも連帯してそれらに取り組み、しくみをつくることができる人々・地域を育てます。未来を担う若者の参加も大切にしています。
日本に本部を置き、バングラデシュ、ベナン、ブルキナファソ、ウガンダで活動しています。
HFWの多様な協働の形
HFWは、年齢やジェンダー、性的指向・性自認、障害、身体的特徴、人種、民族、社会的出身、宗教、政治的信条を問わず、すべての人に開かれた市民社会組織です。あらゆる組織や人々と連携し、飢餓のない世界をめざして活動します。特定の思想、宗教ならびに政治的意思から独立しています。
ボランティア
気軽に参加できる書損じハガキのカウントのほか、デザインや翻訳などのプロのスキルを生かしたボランティアなど、HFWの運営には269名以上のボランティアが活躍しています。
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書損じハガキ
回収キャンペーン
2023年5月末までのキャンペーンでは、全国の7万7953名の個人と165組の企業・団体から1億7142万3151円分もの書損じハガキや切手などを送っていただきました。
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他団体との連携
「世界食料デー」月間の取り組みなど、他NGO/NPO、国際機関、企業、学校等との連携した活動を行っています。
アドボカシーネットワーク
啓発活動ネットワーク
企業・組合・団体との連携
HFWの財源は、たくさんの市民のみなさまによって支えられています
HFWの活動はみなさまからの会費や寄付、補助金などで成り立っています。いただいたご支援は、開発途上国で飢餓に直面する人々の自立のために役立てられます。また、飢餓や食料問題、「食料への権利」について理解を広める国内外での啓発活動のほか、活動経費にもあてられます。