活動レポート ニュース&トピックス

2012.02.13 ニュース&トピックス

第3回 日本ファンドレイジング大賞を受賞

2月5日に都内で行われた授賞式

日本の寄付文化を広げる活動を行う、日本ファンドレイジング協会では、NPOなどの分野で優れた寄付活動(ファンドレイジング)を行った組織に対し、その功績を称える「日本ファンドレイジング大賞」を毎年授与しています。今回、その第3回の大賞として、ハンガー・フリー・ワールド(HFW)の「書損じハガキ回収キャンペーン」が選ばれました。


キャンペーンにご協力いただいた多くの寄贈者・団体のみなさん、仕分け作業をお手伝いいただいたボランティアのみなさん、すべての方々のご協力で受賞することができました。

受賞の理由

先駆的・独自性のある活動であること

書損じハガキや切手、プリペイドカード、ブルーチップ、使用済みのディズニーリゾートパスポートなど、現金以外の物資を効果的に集めて換金、寄付としている活動が評価されました。

広く一般の共感を得たこと

全国から50000人以上の方々が、書損じハガキなどを寄贈し、キャンペーンに参加いただきました。特に、東日本大震災の津波でご自宅をを失った方々など、被災地のみなさんからのご協力もありました。

多くのボランティアの参加があったこと

お金や物資を送ることだけでなく、ボランティアによる労力の提供も立派な寄付活動です。この書損じハガキ回収キャンペーンには、多くのボランティアの方々による献身的な貢献がありました。


受賞のごあいさつ

ハンガー・フリー・ワールド
理事長 齊藤恵一郎

ハンガー・フリー・ワールドは、書損じハガキ回収キャンペーンを12年ほど前に発想し、険しい道に挑戦しながら、昨年は50000人を超えるみなさまのご支援をいただくことができました。書損じハガキ、未使用切手など、事務局にはたくさんの支援品が届きます。それを仕分けするボランティアスタッフの数は、のべ2200人。そんなみなさんが「世界の飢餓をなくそう」という思いでつながり、今回の受賞という結果となりました。理事長として、そんなスタッフ、全国のみなさまを誇りに思っております。

昨年は3月の東日本大震災以降、国内への支援を優先すべきではないかという声もありました。しかし、そんなときに、被災された地域の方から「すべては流されてしまいましたが、これが手元に残しましたので送ります」というメッセージとともに、書損じハガキが届きました。目の前の雲が晴れ、昨年もさらに倍増するキャンペーンへのエネルギーをいただいた気がします。

そんな、ハガキ1枚に込められ小さな思いが、「飢餓をなくしたい」という強い意思となり、その意思を更に大きく広くつなげていく「書損じハガキ回収キャンペーン」を、HFWはこれからも多くのみなさまと共に、力づよく進めて参りたいと思います。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。(2012.02.05 日本ファンドレイジング大賞授賞式スピーチより)


日本ファンドレイジング大賞

日本ファンドレイジング協会は、毎年、人々に感動と笑顔を与えたファンドレイジングを行った団体を顕彰します。「日本ファンドレイジング大賞」を通じ、寄付の成功事例を明らかにすることで、日本全国にあたらしい寄付文化を生み出していく一助とします。

第3回 日本ファンドレイジング大賞

◆対象
2011年にNPO(法人格は問わない)としてファンドレイジングを行った団体。
◆選考方法
書類審査、及び対象団体へのヒアリング
◆選考基準
選考に当たっては、以下の視点で審査します。
・先駆的な寄付集めの手法によるもの
・広く一般の共感を得たもの
・寄付にあたって人々を感動させたエピソードがあるもの
・寄付が、寄付者と団体と受益者に幸福の連鎖を生みだしたもの 等
◆選考委員会
日本ファンドレイジング協会選考委員会(委員長:堀田 力)

(日本ファンドレイジング協会ホームページより)

受賞の挨拶を述べる理事長の齊藤

全国から多くの方が書損じハガキ類を送ってくださった

仕分けやカウントには大勢のボランティアのみなさんの力があった