全国から送られてきた書損じハガキ類の換金額が過去最高を更新― 1億4066万円に
特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールド(理事長:齊藤恵一郎)では、日本および、バングラデシュ、ベナン、ブルキナファソ、ウガンダの5ヵ国で、飢餓をなくすための活動をしています。
この活動資金として、2014年1月から5月末まで、第13回となる「書損じハガキ回収キャンペーン」を実施。全国から、家庭に眠る書損じハガキ(年賀状)、切手、商品券、CD・DVD、未使用プリペイドカードなどを送ってもらい換金しました。» 書損じハガキ回収キャンペーン
今回のキャンペーンでは、昨年度よりも約1万5000人増の8万7628人、企業・団体は135組が参加。換金額は1億4066万円となり、過去最高額を4年連続で更新しました。(2013年度は参加人数7万2538人、換金額1億2773万円) また、これらの回収物のカウントと仕分けと換金には、10代から80代までの、のべ1297名のボランティアの協力がありました。
東日本大震災以降、社会貢献やボランティアについての関心の高まりとともに、書損じハガキなどを送る、数えるというこのキャンペーンは、誰でもできる気軽な活動として回を追うごとに認知度がアップし、定着しつつあります。今回は、消費税アップにより端数の切手やハガキを送る方も増えたようでした。
キャンペーン自体は5月末で終了しましたが、この後も物品の寄付受付はしています。 全国の何万人もの賛同者とボランティアを巻き込んだ活動は他に類を見ません。