福島で世界の飢餓と食料問題を考える : 飢餓のない世界を創る国際協力NGO ハンガー・フリー・ワールド HUNGER FREE WORLD     

プレスリリース

2015.08.17 

福島で世界の飢餓と食料問題を考える

前回2013年夏の活動発表やワークショップの様子。海外代表メンバーと日本の若者たちが、活発に意見交換した

開発途上国の若者たちが福島の高校生と交流

特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールド(理事長:齊藤恵一郎)では、日本および、バングラデシュ、ベナン、ブルキナファソ、ウガンダの5ヵ国で、飢餓をなくすための活動をしています。その活動の1つに飢餓をなくすために活動する人材を育てる「青少年育成」があり、15歳から24歳までで活動するハンガー・フリー・ワールドの青少年組織ユース・エンディング・ハンガー(YEH)を通じて若者を支援しています。

来る8月21日(金)~29(土)に、海外のYEH代表メンバーが各国から1名ずつ来日し、日本のメンバーと飢餓をなくすために何ができるか話し合います。そのなかで、28日(金)に、福島の県立須賀川高等学校(校長:瀬谷真理子)を訪問。生徒たちと交流します。

当日午前中は2年生240人を対象に講演、午後は3年生の希望者を対象にワークショップを行います。海外メンバーからは、飢餓によって現地の若者たちにどのような影響が出ているのか、飢餓をなくすためにどのような取り組みをしているかを紹介。日本の高校生たちと一緒に若い力で何ができるか考えます。

ハンガー・フリー・ワールドでは、昨年12月から2015年3月まで、食への感謝の思いを綴るメッセージカードを使ったコンテストを開催しました(後援FAO/詳細)。総数1040通の応募のなか団体部門で優秀校に選ばれたのが、今回訪問する福島県立須賀川高等学校でした。コンテストで使用のメッセージカードは、思い出に残る食べ物や食事、その時の気持ちを記入することで、自分の「食べるよろこび」、「食」の大切さや「食」を通じた人と人とのつながりを見つめ直します。須賀川高等学校の応募作品には、いつも食事を作ってくれる母親や、農作物を作ってくれた祖父母など、身近な人への感謝とともに、世界の現状から自分たちの生活を振り返る視点があり、高い評価につながりました。

バングラデシュ、ベナン、ブルキナファソ、ウガンダで活動する代表メンバーたちが、同世代の日本の若者たちに何を伝え、日本の若者たちはどう応えるのか。ぜひ、ご取材ください。


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