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ハンガー・フリー・ワールド(HFW)も実行委員として参加しています
世界では8人に1人が飢餓に苦しむ一方で、毎年、食用に生産されている食料の約3分の1が、食べる前にムダになったり、捨てられています。これは、食べ物とともに、それらを生産するために必要な水や土地、運ぶための燃料などもムダになっているということ。なにより、多くの人々の努力によって届けられる食料をムダにすることは、「もったいない」ことです。
すべての人が十分に食べられる世界をつくるためには、私たちの暮らしや食生活からも「食」について考え、解決に向けて行動することが不可欠です。
まずは、「食べること」や「食べ物を大切にしたい気持ち」に立ち返ることで、「食べる」ことへの感謝がきちんとある社会を一緒にめざしませんか。
フードロス・チャレンジ・プロジェクトとは?
「フードロス」という共通のテーマのもと、生活者や企業、生産者、NPO、学識者などの多様な領域の関係者(=マルチステークホルダー)が、知恵やリソースをそれぞれの専門領域から持ち寄り、自分たちの社会に必要な仕組みを共に考え、共に創る「共創型プロジェクト」です。農業・漁業生産、加工メーカー、流通、小売などの“食のバリューチェーン”に関わるさまざまな企業や組織と、食に関する専門的知見を有する行政、NPO、大学などの各種関係者が一堂に会し、フードロス問題の構造を全体的な視野から把握し、対話を重ね、課題解決のためのアクション創出をめざします。