世界5ヵ国で活動する国際協力NGOハンガー・フリー・ワールド（HFW）は、よりわかりやすく、多くの人に世界の飢餓の現状やHFWの事業内容を伝えていくため、デザイナーなどの広報ボランティアを募集しています。
webデザインスタッフ
HFWでは、ボランティアの参画により2009年2月と2016年9月にサイトのリニューアルを行いました。現在、プロのディレクター1名、デザイナー1名、コーダー1名ほか多くのスタッフが、ボランティアとしてサイト運営に参画しています。より効果的なサイト運営のため、追加のボランティアスタッフを募集しています。あなたも、Webのスキルを生かして、世界の飢餓をなくす活動に参加してみませんか？
活動の種類
Webデザイナー：特設ページや英語サイトで紹介する、バナーやアイコン、壁紙のデザインなど
必要な技術
html+cssの知識、Adobe IllustratorあるいはPhotoshopの技術
応募条件
対象
責任感のある方
プロとして活躍していて、仕事とは別にやりがいのある活動をしてみたい方
期間
双方の都合に合わせて調整します ※仕事の頻度・ボリュームは双方話し合いの上で調整します
活動地
基本的に自宅での作業。打ち合わせはHFW事務所（飯田橋）あるいはオンラインで行います。
ボランティアからひと言
福澤明美さん
「必要とされるときに、必要な形でサポートに。外からの“こんなことが知りたい！”という声を職員に届け、わかりやすく発信する橋渡しをするのが私の役割です」
デザインでボランティアをしたいと、インターネットで探してHFWでボランティアを始めてから15年がたちます。広報物のデザインやレポートの取材などいろいろやりましたが、とにかく新しいことをどんどん吸収できるのが楽しかったですね。子どもが幼い頃は、打ち合わせは職員の方にわが家に来てもらって、みんなでご飯を食べたりしていました。みなさん食べることが好きだから、「おいしいものが手に入ったよ」と持ってきてくださり、ワイワイ言いながら楽しい時間を過ごしました。職員の方の目のつけどころが鋭く書損じハガキ回収の広め方、他団体とのネットワークによる発信など、時代を先取りしてきたこと、継続し発展し続けていることがすごいですね。とても勉強になり、本業にも役立ちました。
現在は引っ越しして東京から離れましたが、SNSでつながっているので遠くにいる感じがしません。現場にいるとあれもこれも伝えたい気持ちでいっぱいになってしまうと思いますが、ボランティアという形で一歩離れたところから見ていると、逆に一般の人々の「これが知りたい」という声が聞こえてきます。お金の流れはしっかり見せたほうがいい、これまで積み重ねた過去の実績も信頼につながる、そして成果だけではなく問題点や課題も伝える、など支援してくださっている方と職員の橋渡しをするのが私の役割だと思っています。
現在深くかわっているNPOは４つあります。主婦業はマルチタスクなので、いろんなことを一緒に進行するのは苦になりません。家族は協力的なので、とても感謝しています。どんな団体かよく話をしていますし、どんなことをしているのか見せています。相手の顔が見えて安心できるのでしょう。
今、日本も大きく変わっています。貧困の問題もいつの間にか身近なものとなりました。ボランティアを長年やってきましたが、これまでの経験則が効かなくなっています。多種多様な方々とつながりを持ち、専門性ある情報はもちろん、ふんわりとした「今の気持ち」も捉えられる機会や多くの方と自由に意見交換できる場を得ながら、学び続け、社会に貢献できればと思っています。
※福澤さんは、このサイトやHFWが事務局を務める「世界食料デー」月間のサイトの、ディレクションやデザインをしてくださっています。ほかにダウンロード教材、活動説明会のプレゼンテーション資料の制作など多岐にわってご協力いただいています。