国際協力の現場で日々起きるエピソードや日常生活をご紹介。
おもわず本音もこぼれちゃいます。
2006年05月07日
母の郷里に帰ったら、子どもの頃の記憶と違う感じがしました。景色がスカスカして、 点在している農家がよく見えるのです。木が減っているのに気づきました。用水路の改修の時に周りにあった木を切ったそうです。用水路はコンクリートになっていました。年老いた叔父は「この辺ではめだかがおらん。買うてきて飼うとる」と庭の池を見せてくれました。
ふと、バングラデシュを訪問したときのことを思い出しました。水田の道を歩くと、ところどころに林があり、そこからサリーを着た人が出てきて、林の奥に人家が見えました。バングラデシュの田舎の風景は、日本の田舎の懐かしい風景に似ているんです。
会員・寄付者管理担当:御厨
2006年05月01日
海外出張に行く楽しみの1つは、住民の人たちと再会することです。ベナンの活動地域に行くと、たくさんの人が歓迎してくれます。その時に歓迎酒として振舞われるのが「ソダビ」。ヤシの葉を蒸留して作る酒で、40度くらいあり、飲むとジンのようにスーッとします。1リットル300CFA(約70円)で売られ、住民の収入源にもなっています。
村に着くと、村長がショットグラスと一緒にソダビを嬉しそうに持ってきます。飲む時は、先祖や精霊の分を足元に少々たらしてから、一気に飲み干します。こんなに強いお酒、女性は普通断るのでしょうか。でも、このように地元の歓迎を受け入れるだけで、グッと住民との距離も縮まるのです。※写真はソダビを製造しているところ
ベナン・ブルキナファソ・インドネシア担当:冨田
2006年04月28日
去年の夏に行われたウガンダスタディツアーの写真を見ていました。そろそろ今年のスタディツアーの参加者募集の告知をホームページにアップするために、例として載せる写真を選ぶためです。すると見覚えのある面影が……。よく見ると参加者の中に、大学のサークルの先輩がいたのでした!
そういえば去年の夏「アフリカに行ってくる」と言っていたのを思い出しました。そのツアーがHFWのも のだったとはつゆ知らず、11月にHFWのインターンを始めた私。あまりの偶然に驚いたのと同時に嬉しく なりました。今までもサークルの友だちにHFWのイベントなどを紹介してきたのですが、もっともっと宣伝してサークル内にHFWの輪を広げていこうと画策中です。
広報担当インターン:花岡
2006年04月24日
結婚による退職。女性の問題と考えがちですが、NGOやNPOにつとめる男性にとって決して他人事ではありません。同世代の一般企業と比べると、ちょっと控えめのお給料。結婚はできても子育てのことを考えると将来に不安を感じ、やむを得ず職場を後にする…といった話を耳にします。
ある日の打ち合わせにて。出席者5人が全員男性という状況に「10年以上仕事を続けてきてHFWで初めてかもしれない」という事務局長の一言に、現実を再確認させられました。
この「寿退社」問題、24歳の僕がぶつかるのは5年後くらい? そのころにはNGOやNPO全体が、男性にも優しくなっていますように。
国内事業担当:笠原
2006年04月17日
お札サブレです! あまりにも精巧に作られていて、しかも実物大。1万円?千円札まで全4種類がそろっていました。味もなかなかで、久々におみやげ物で盛り上がりました。先日、職員・ボランティア総出の「書き損じハガキ・カウント大作業!」に参加して、初めてカウントを体験しました。封筒開けるのはとてもワクワクして、送ってくださった方々の気持ちを感じることができました。見たこともない外国紙幣も多く、また日本で換金できない物もいくつかあります。
国ごとに選別してあるので、みなさん海外旅行に行く前にはHFW事務所に寄って、外貨交換して(ついでにカウントもして)旅立ってはいかがでしょう!?
ベナン・ブルキナナファソ・インドネシア担当:冨田
ハンガー・フリー・ワールド(HFW)は、アジア・アフリカで地域の住民と協力し、飢餓のない地域づくりを行っている国際協力NGOです。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 10月 | ||||||
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
特定非営利活動法人
ハンガー・フリー・ワールド
東京都千代田区飯田橋4-8-13 山商ビル8階
TEL: 03-3261-4700
FAX: 03-3261-4701